これからのカメラ購入についての問題点

スタジオ・ジブリ最新作「かぐや姫の物語」公開前夜!
ってことで高畑監督派のカネコです。
いよいよ14年ぶりの最新作ですね!楽しみすぎる。

カネコは以前、radioDTMの公式ブログ・サイトにて、
「エセ映画通への道」というタイトルで、素人映画レビューを書いていたので、
久々にレビュってみたい!と思っております。

このブログはradioDTMのためのパイロット版という位置づけで、
比較的に自由度が高いので、たぶんこのブログに書くと思います。
そのときはよろしくです。

 

さてさて、肝心の物欲記事ですが、今回のテーマはカメラです。

皆さんは、普段どんなカメラを使っていますか?
最近は、スマートフォンに内蔵されているカメラの性能が凄まじくいいので、
わざわざカメラなんて買わないよって人が大半だと思いますが、
radioDTMのように、何かを発信したりする作業をしていると、そうもいかないことが多いんです。

ってことでカネコは、高校生時代に少しだけ一眼レフカメラを経験していたので、
DTMでも、デジタル一眼レフカメラを導入しています。

最初は、社長のお父上から破格で引き取った、Canon製のEOS Kiss Degital Nを使ってました。(写真参照)

131122_mykamera_3

 

これはこれでいいカメラなんですが、さすがに2005年発売のモデルだったことと、
カメラ自体がデカすぎて持ち運びには適さないっていう不満もあったりだったので、
今は、巷で流行りの「ミラーレス一眼」ってのを導入しております。

 

 

それがこれ、Sony製のα NEX-7

131122_mykamera_1

131122_mykamera_2

うむ。美しい。
ソニーさんが出している、ミラーレス一眼(*ソニーでは「一眼カメラ」と言っています)のNEXシリーズのフラッグシップモデルってやつです。

このカメラは凄く気に入っていて、魅力を強く語りたいのですが、
それは後日に回そうと思います。

ただ、今回書きたかったのは、今後のカメラ購入についての問題点です。

今回写真を載せた2種類のカメラは、どちらも共通している点があって、それは画像センサーのサイズなんです。

画像センサーってのは、分かりやすく書くと、昔のカメラの「フィルム」にあたるものですね。
そのサイズが、機種によっていろいろと違うのがデジタル一眼の面白く、購入者を悩ませる原因でもあります。

カネコが所有している2種類のカメラは、両方とも「APS-C」というサイズの画像センサーが入っています。
このサイズは、おそらくデジタル一眼の世界では、現在最もスタンダードなサイズだと思われます。
コンパクトデジカメや、スマートフォンのカメラに採用されているセンサーと比べると、
雲泥の差があるくらい大きいセンサーです。
プロが使っている一眼レフカメラのセンサーサイズが「フルサイズ」と言われていますが、
この「APS-C」というのは、その一個下のサイズで、正直十分すぎるほど、きめ細やかで綺麗な写真を撮ることができます。

 

ほんでもって、スマホのカメラじゃなくて、一眼を使う理由っても、
一般的には、この「画像センサー」のサイズだったりします。(にわか知識ですが)
カネコがNEX-7を選んだ理由も、このシリーズが発売された当初は、
「ミラーレス界初のAPS-Cサイズ搭載!」的な売り文句が見られたくらい、
手のひらサイズなのにAPS-Cって画期的だったんですよ。

だからカネコも、ミラーレス買っても、APS-Cサイズ機がいいな〜ってずっと思ってました。
つまり、このNEXシリーズっていうのは、普段使いに適したミラーレス一眼の世界に、
APS-Cという画像センサーを浸透させた功績があるわけですね。

 

・・・が、しかし。問題はこれからです。
同じくソニーさんが、先日、こんな一眼カメラを発売して話題をよんでいます。それがこれ。

Sony α7/α7R

ILCE-7K

 

(*写真は、α7になります)
うーん、すげーいいね。美しい。

このカメラは何かというと、先ほどから書いている「ミラーレス一眼」ってカテゴリーに入りつつも、
「フルサイズ」の画像センサーを搭載している、まさにモンスターマシンです。

「そんなにいいんだったら買えば良くない?」って思う人も多いと思いますが、
これがかなり厄介なんです。
価格もビビるくらい高いという問題も勿論あるのですが、一番は「レンズ」です。
一眼を使っている人には切っても切れない問題ですね。
一眼のいいところは、レンズをいろいろと変えることで、撮りたい写真をとれることです。
例えば、
「小さいもの(アクセサリー)などを大きく撮りたい」
「運動会で遠くで頑張る息子を撮りたい」
「背景がボケた明るい写真を撮りたい」
「ライブハウスなどのくらい場所でも、しっかりとバンドの演奏シーンを収めたい」
・・・こんな感じで、それぞれのシチュエーションに適したレンズを選ぶわけです。

で、一眼ユーザーは必ずと言っていいほど、複数のレンズを所有しています。

しかし、問題は、レンズには「フルサイズ対応か否か」という概念があるからです。

ちょっと前までなら、「フルサイズはプロ機材だから、俺はAPS-Cサイズとかのレンズでいいや〜」みたいな感じで思っていました。だから今持っているレンズは、すべてAPS-Cサイズのレンズになるわけです。

そこに来て、ソニーが出してきた今回のα7/α7R。
これは「普段使いが出来るフルサイズ機」という新しい概念を提案している商品になるんですね。
このカメラの登場で、カネコは「必ず一般人でもフルサイズのカメラをバンバン使う時代がくる」と確信ました。

そうなると、レンズの問題は非常に重要な案件になります。
実際に、カネコは今メインで使っているNEX-7のレンズを色々と揃えたい願望が薄れてしまいました。
まぁ、実はNEXシリーズと今回のα7/α7Rは、レンズの形状が同じなので、
所有しているレンズの共有は可能なんですが、フルサイズのカメラにAPS-Cのレンズをつけても、あんまり意味がありません。
理由は、画像センサーがせっかくフルサイズあるのに、レンズから入ってくる光はAPS-Cサイズの分しか入らないからです。

ってことで、だらだら長くなってしまいましたが、まとめると、
フルサイズ機はまだまだ高いから買えず。
今のAPS-Cサイズのためのレンズも、いずれ宝の持ち腐れとなってしまいそうで買えず。
・・・こんな状態が続いています。

なので、ミラーレス一眼に興味のある方は、今は何が買い時なのかが、実際にフワフワしているので、注意が必要ですよってことが言いたかった。
少しでも、皆様の物欲の参考になればと思います。
まぁ、どっちみち、金はないけどね。

 

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