プライム動画:ドラえもん のび太と鉄人兵団

最近、動画ストリーミングサービス仲間と面白い企画をやりました。
ちょっと盛り上げていきたい企画なので、追って報告できればと思います。

さて今回ですが、Amazonプライムでドラえもんの映画のプライム配信がはじまりました。
(またにやってくれるのですが)せっかくなのでドラえもんを観まくりたい!と思います。
そこで、昔、別のブログで「鉄人兵団」のレビューを書いたことを思い出し、
それをベースに書いていきたいと思います。

 

「定額動画漬け」とは?
日々、Amazonのプライム動画やNetflixなどの定額制の動画サービスを観て過ごしている筆者が、面白かったものを共有する企画。
面白いもので溢れまくっている中で、何らかの参考になれば幸いです。
また、何か面白かったドラマ、映画などがありましたらコメントにて教えてください!

 

映画 ドラえもん のび太と鉄人兵団

86年公開。監督は初期のドラえもんの総合監督、芝山努氏。
原作・脚本はもちろん藤子・F・不二雄大先生。このコンビはマジで神。

ちなみに2011年に「ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ天使たち〜」というタイトルでセルフリメイクされていますが、今回のレビューはあくまでオリジナル版になります。

 

あらすじ

ある日偶然、ロボットの部品を見つけたのび太たち。
あまりにも大きい部品だったため、ひみつ道具“入りこみミラー”を使って鏡の中の世界に入り、
そこで組み立てることに。
鏡の世界は現実世界とそっくりだけれど左右が逆で、人間もまったく存在しない世界。
のび太たちは完成させたロボットをサンダクロスと名付け、鏡の世界で遊んでいたが、
ロボットの持ち主だという少女リルルと出会い、彼女にサンダクロスを返すことにする。
だが彼女は、地球制服を企むロボットの国“メカトピア”から送り込まれたロボットだった!
鏡の世界の中で地球攻撃のための基地を作り始めたリルル。
と、そのとき、鏡の世界に異変が起こり、リルルも怪我を負ってしまう。
果たしてのび太たちはリルルと戦うことになってしまうのか…!?

|Yahoo!映画より引用

何故、この作品が名画と呼ばれるのか?

この映画は「TSUTAYAが選んだ泣ける映画100選」にも選ばれるなど、
名作アニメとして世間的に認知されています。
今回は、“なぜこの映画は面白いのか?”というテーマを、勝手に考えていこうと思います。

 

ドラ作品では珍しい地上戦

まずは、この映画が、他のドラえもん映画作品と大きく違う点に注目。
それは“のび太の日常社会で行われる地上戦である”という点。
ここは相当重要です。
他の作品だと、宇宙だったり、パラレルワールド内の世界だったり、
はたまたは地球上のどこか知らない異空間世界でのはちゃめちゃ冒険劇が多いですが、
この映画は的がリアルに地球をターゲットにして乗り込んできます。

この世界には新宿のビル群や国会議事堂、東京タワーなど、
所謂“俺らの世界”が描かれてます。
だからドラえもんものび太も焦り方が半端ない。
ロボット国から鉄人兵団が地球に乗り込んでくることを知ったのび太がとった行動は、
“大人に助けを求める”というもの。
他の作品ではまずない。あっても大人にいっても無駄だ的な台詞で済ませます。
しかしこの作品では、まず親に。つぎに警察、自衛隊、総理大臣、国連(笑)・・・
とにかく電話をかけまくります。もちろん誰も信用してくれない。ジャイアンたち仲間以外には・・・
そこで崖っぷちに追い込まれて、いたしかたなくいつものメンバーで戦う決意をするわけです。

そして大きな湖に鏡の世界に入るための道具を使い、
鉄人兵団を誘導して、そのダミー世界での戦いにもちこみます。
結果的にリアル世界での地上戦とは少し違いますが、
敵にダミー世界だとバレたときのスリルが半端ない。
「・・・地球終わったな」って思います。

 

”恐怖”の描写が凄い

そういう点でもこの映画は“恐怖”の表現がすこぶる良く出来てる。
しずかちゃんがミサイルぶっぱしてビル破壊するシーンや、
BBQ中に警報が鳴り響くシーン。
湖から大量のロボが侵入してくるシーンなど、あげるとキリがない。
「泣ける映画」というか、普通に子どもはビビって泣く映画だと思います。

 

オチがとにかく最高

この映画が評価される理由のひとつは結末の素晴らしさです。
(※ネタバレ注意)
ある星(地球とほぼ同じ状況だったことが予想される)で、絶滅寸前の人類。
そこである博士が、アダムとイヴ的なロボ2体を作り出します。
滅びゆく人間のような悲しい星にならないよう願いを込めて。
そのロボが、自ら増殖(製造)を繰り返して、ロボットの星を築いたのですが、
結果的に、ロボットにも支配層ができて奴隷ロボなどのヒエラルキーが生まれてしまいます。
後に奴隷制度は撤廃されるのですが、ロボットたちは新しい労働力をもとめ、地球の人類を征服しようと攻めてきてるのが本作品の背景です。

劇中のセリフでも出てきますが、まるっきり人間と同じ歴史を歩んでしまったロボット達。
そんな中、絶体絶命の状態におちいるチームのび太。
そこでしずかちゃんがとった行動は、、、
「そんなロボットを作った神さまのところにいって文句いってやる」
というびっくり展開。
結果、しずかちゃんの勇気ある行動によって、ロボットたちの歴史は変わり、
地球に攻めてきたロボットたちの存在すらなくなり、地球の平和が保たれます。

さて、何が最高なんでしょうか?
つまり、ロボットたちは神(ロボを作った創造主としての人間)の願いの通り、
天国のような世界を手に入れたということを見せずとも表しているわけですね。
その後、敵スパイだったリルルが、天使のようにのび太に挨拶しにくる・・・

 

本作品の教訓は?

しずかちゃんの助言により、創造主は「他人を思いやり心をプログラミングする」ということでした。
つまり、我々人間に足りないのは「思いやり」である。という教訓。
・・・素晴らしい皮肉表現ですね。
最後はきっちりと子どものためのアニメとして成立させてくるから凄い。
でもしずかちゃんがこんなセリフも言います。
「ときどき理屈に合わないことをするのが人間なのよ」
うーん、深い。

 

まとめ

そんなわけでこの映画はやっぱり面白い。超名画。
とにかく見所は何といっても“緊張と緩和”です。
そのテンポ感の良さにやられます。

個人的にドラえもん映画の最高傑作は「のび太と竜の騎士」なので、今度はこちらをレビューしていきたいと思います。お楽しみに。

 

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