どうも、ドラえもんの映画が大好きなブログ主です。もちろん世代としては“わさびドラ”ではなく“のぶ代ドラ”派なんですが、以前の作品を“わさびドラ”でリメイクした【“新”シリーズ】もCGが凄かったり、キャラクターの表現や立ち位置が現代的になっていたりと、なかなか魅力的なんです。
そんでもって2014年は【“新”シリーズ】になります。というか、もうドラえもんの映画は全て【“新”シリーズ】でいいと思います。(おそらくスタッフサイドも吹っ切れてきたのでは?)
観てきた作品はタイトル通り、こちら
「ドラえもん 新・のび太の大魔境 〜ペコと5人の探検隊〜」
うん、近年の【“新”シリーズ】は、どうも名前が長すぎる印象がありますね。
2006年に公開された「ドラえもん のび太の恐竜2006」からはじまった【“新”シリーズ】ですが、今回で5作目のリメイクになります。オリジナルの「ドラえもん のび太の大魔境」は1982年公開作品ですね。
このオリジナル版がブログ主はもともと大好きで、
最高に子ども心をくすぐられた作品でしたね。
テーマは【友情と冒険】!超分かりやすい。
序盤のロマンを求めてジャングルに入っていくあたりに出てくる「ひみつ道具」はどれも魅力的なものばかり。特に、木の幹に注射でアンプルを射ち込んで、食べ物(カレーとか)の実ができる道具「植物改造エキス」は、どう考えてもヤバい道具であることが間違いないのに、子どもたちを魅了するという、まさにドラえもんらしい中毒性に満ちたツールで、リメイク版も健在でした。
さらにこの作品では(主にジャイアンを通して)【責任を感じること】、(しずかちゃんを通して)【約束を守ること】の二点の大切さを説いている点も、自分の子どもに観せたいな〜と思わせてくれます。流石はドラえもんや。
そして感想。オリジナルと全く一緒なんですが、中盤以降の進行がグダります。
隣に座っていた女の子も、途中までは一生懸命観ていたんですが、後半には少し疲れてしまっていましたね。オリジナルになぞっていくことも重要ですが、反省も活かさないと良質なリメイクにはならないかもな〜と感じてしまいました。上映時間は109分となっていますが、もっと長く感じてしまったのが残念。これが全部で90分以下にまとまっていたら、オリジナルを超える名作になっていたかもしれません。
あと、作品の内容には全く関係ないのですが、観に来ていた子どもたちが、とってもお利口でした。土曜日のお昼すぎの回に入ったのですが、予想通り、子連れのお客さんが9割以上でしたね。だから、上映中、声を出す子どももたくさんいるだろうと覚悟していたのに、みんなちゃんと静かに観ていたのが印象的でした。もしかすると、以前に比べてシネコンも増えた結果、子どもでも映画館に行くというイベント自体の経験値や、マナーを意識する機会も増えているのかもしれません。映画よりもこっちの印象の方が強く残りました。
▲あと映画館の入り口でドラえもんのオモチャを貰えたことが地味に嬉しかったです。
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