Netflix:あいのりとテラスハウスにハマってます

3月に入って一番楽しみなのが、先月記事にしたNetflixオリジナルの海外ドラマ「サバイバー 宿命の大統領」のシーズン2の配信開始です。

▶「Netflix:サバイバー 宿命の大統領」の記事を読む

まもなく配信スタートのはずなのですが、思ったよりも待たされているし、はじまったら一気に観てしまう可能性大のため、サバイバーとは違う作品をピックアップしておこうと思います。

その前に前フリです↓

「定額動画漬け」とは?
日々、Amazonのプライム動画やNetflixなどの定額制の動画サービスを観て過ごしている筆者が、面白かったものを共有する企画。
面白いもので溢れまくっている中で、何らかの参考になれば幸いです。
また、何か面白かったドラマ、映画などがありましたらコメントにて教えてください!

 

ってことで本題です。
今年に入って、今まで興味のなかったジャンルにも手を出さないと。と思いたち、
これまで触手が伸びなかった2つの番組に手を出して、案の定、ハマりまくっています。
もはや筆者にとって、毎週の生き甲斐です。
それがこれ↓

「テラスハウス」&「あいのり」

正確には、
「TERRACE HOUSE 〜OPENING NEW DOORS〜」
「あいのり 〜ASIAN JOURNEY〜」

どちらもNetflixオリジナル(後追いでテレビ放映もしていますが)のバラエティ番組。

あいのり自体は1999年にスタートした初期のころは、リアルタイムで毎週觀ていましたが、
テラスハウスはまったく興味が沸かず、話題だったテレビ放送も一切観てきませんでした。

そんな中で、まず「あいのり」はradioDTMのMCである佐藤ナウが面白い!と語っていたので観だし、テラスハウスは、radioDTMのゲストに来てくれた入江陽さんが「ハマってる」と言っていたのを思い出し、最新シリーズから観てみることにしたのでした。

 

両番組、一言では語れない面白さ

この2つの番組は、どちらも素人(テラハは微妙ですが)の恋愛を中心にしたドキュメント性の強いバラエティものですが、正直全くと言っていいほど別物の番組です。
そして、その両方が甲乙つけがたい面白さ!

正直言うとそれぞれ記事にしたいくらいですが、
せっかくなので、筆者が個人的に感じた魅力を書いていきます。

 

Netflix版「あいのり」の魅力は、恋愛観の変化

元のTV版あいのりの放映スタートが1999年。およそ20年前になるわけです。
当時、筆者は中学生で、すさまじく流行っていたと記憶しています。
所謂「観ていないとトークの話に入れない」って番組でした。
結果として、筆者も毎週のようにリアルタイムで鑑賞していました。

そんな「あいのり」ですが、1999年も最新版も変わらないのは「恋愛観察バラエティ」というコンセプト。男女が真実の愛を求めて”ラブワゴン”乗り世界中を旅するわけです。

しかし、Netflixで配信中の最新版あいのりの最大の魅力は、20年で変わってしまった恋愛観だと思います。

1999年は”草食系男子”なんて言葉は存在すらしていませんでした。
それが時がたち、これほどまでに男子が恋愛に奥手になってしまい、
女子がイライラしていることになっているのが顕著。そこが面白い。
20年前とは異なる「恋愛って上手くいかない」が展開されています。

 

テラスハウス初心者でもハマった最新シーズン

ずっと書いているように、筆者はテラハ初心者です。
これまでの歴史などは一切知りません。

観る前は「どうせイケてる若者の恋愛をお洒落に見せつけられる番組でしょ?」って感じの偏見がありました。実際に間違ってはいないとは思いますが、ビクビクしながらも「そんなに面白いっていうなら観てみよう」と鑑賞をはじめると、(最新シーズンの特徴なのか)全然恋愛とかは関係ないじゃん!ということに衝撃を受けました。

確かに番組コンセプトに恋愛をうたっている「あいのり」とは異なり、テラスハウスはあくまで「見知らぬ男女6人が共同生活する様子をただただ記録したものです」と言っているだけなので、別に恋愛しないといけないルールではないわけです。

そして、最新シーズン(軽井沢編)は恋愛どころではない部分がひたすら面白い。これなら見れちゃう。

 

あいのりとテラハの大きな違いとは?

それでも「あいのり」と「テラハ」は同じジャンルとして語られることが多いと思いますが、この2つの番組は注目すべきポイントが全く異なります。

筆者が考える、ポイントは「カメラマンの存在」です。

「あいのり」は男女の旅の様子を追うため、カメラマンの存在がはっきりしています。
どこへいくにもカメラマンは画面に見切れているし、それに対して気にもとめていなそうです。
参加者が番組スタッフと会話している光景も日常茶飯事。

それに対して「テラハ」は徹底的にカメラの存在を消しています。

 

カメラの存在を消すとはどういうことか?

これは筆者が畑は違えど、ラジオ番組の制作をしているということも影響しているとは思いますが、カメラやスタッフの存在を消すということの凄さと違和感は異常です。

分かり易く例を書き出すと、ある女の子がクローゼットの洋服と取るシーンがあるとします。まずクローゼットの服に手をかけている女の子の姿を後ろから撮影しています。ここまではまぁ普通です。ただ、次のカットにいくと、今度はその女の子が服を選んでいる姿がクローゼットの中から女の子の顔を抜いているのです。

つまり、”服をとる”という日常の動作を、この女の子は二回していることになります。
まずはバックから撮影し、「顔も抜きたいからもう一度やって」となって服を戻し、再度取る。
これは“日常ではありません”

テラスハウスに住む男女6人は、カメラとスタッフで囲まれた部屋の中で、一切カメラとスタッフの存在を出さずに生活をする。という超絶異常な日常を過ごしていることになるのです。

 

それでも面白いのは、ぶっ飛んだキャラクター

違和感の発見や、スタンスの違いなどで2つの番組を楽しんでいる真っ最中の筆者ですが、ここまでハマる要因となるのは、「あいのり」にも「テラスハウス」にも、ぶっ飛んだキャラクターの一般人の参加だと思います。

詳しく書きたいのですが、長くなってしまうし、ネタばれも含まれそうなので、このへんでガマンしますが、この2番組を追っていくなかで、かき回すキャラクターの重要性に気付かされます。「一見邪魔に思えても、”良い邪魔者がいる”ことは、面白くなるための財産でもある」ということを再認識させてくれました。

今後もまだまだ楽しませてくれそうです。

 

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

プロフィール

ブログ主(一人称:筆者)

radioDTM ディレクター。

民放でも番組制作をさせてもらってます。

follow us in feedly
2024年3月
« 6月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

人気の記事

PAGE TOP