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【ぶろぐ途中下車の話】第十四回:向井理

SPECにハマっています。

いや、正確にはハマっていた。
いや、ハマらせるSPECだった。

戸田恵梨香と加瀬亮の刑事コンビが、次々と難事件を解いていく刑事ドラマ。
かと思っていた。
いや、そう思えていた頃はハマっていたのだ。
いや、そう思わせるSPECだった。

途中から,おや?これはジョジョの奇妙な冒険の実写版的な事なのか?と思い始め、ジョジョ好きの僕は更にハマった。
いや、それもジョジョ好きを取り込むSPECだった。

それは大きな落とし穴だった。
落とし穴に落とすSPECだった。

このドラマは刑事ドラマではなく、SFだ。

ジョジョは全シリーズを通して人間讃歌という大きなテーマがある。
だから力や強さではない、人間らしさ、というものが勝敗やストーリーの行く末を大きく左右する。
だから面白い。
これはSPECではない。
ただのめちゃくちゃ面白い作品だ。
作者はきっと、SPEC、いやスタンド使いなのだろうが。

一方、その実写版を匂わせていたSPEC。
これは

監督の自己満がいささか強いのではないだろうか。
いささか先生。

とにかくスケールは大きくなり、結果的にはジョジョ第6部と同じ様なオチになる。

だったら実写版でもやれば良い。
これはオマージュというよりも同じ、である。

まったく。

けしからん。

 

下の絵はTwitterで話題になった絵です。

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【パーソナリティー 社長】

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