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【ぶろぐ途中下車の話】第五回:病気です

写真カネコさんは病気だ。

病原菌を持ち込んでしまったのは、間違いなく僕だ。

その病はスマートフォンを通して多くの人に蔓延していく。

カネコさんは患者、いや、クランケなのである。

 

この病にかかったものは架空の世界に入り込み、6色に光る真ん丸ドロップを一日中動かしている。

そのドロップを動かす為にはスタミナが必要となる。

スタミナは人間誰しも無限に持っているものではない。鍛えればスタミナは上がり、鍛えなければドロップを動かせなくなってしまう。

ドロップを動かし続ける事で、目の前に立ちはだかるモンスターたちを打ち砕く事が出来る。その世界には数えきれないほどのモンスターがいる。

体力に自信のあるもの、攻撃に自信のあるもの、ドラゴンを自称するもの、神をも自称するもの、悪魔となってしまったもの。

それらをドロップを動かす事で打ち砕き、更には自分の仲間にまでしてしまう。その仲間を連れて新しいモンスターを打ち砕く。

いくらかモンスターを撃破すると、その世界で使える魔法の石、いや、魔法の意志がもらえる。

これによって人々は新しいモンスターを買い、もしくは疲れ果てた体を癒し、死んでしまった自分自身を蘇生させることさえも可能となる。

魔法の意志は、この架空世界でモンスターを撃破する事で貰う事が出来るが、この現実世界で流通している貨幣によっても買う事ができる。

そうしてカネコさんは深みにハマっていった。

 

彼を治療するにはこれしかなかった。

やめるのではなく、新たに始める。

そうする事によって現実世界との境界線をしっかりと持てるようにするのだ。あくまでドロップを動かすのは架空の世界の話だと。

その世界。

そう、それこそ、、

 

パズドラ。

 

というわけで、新企画スタートしましたーー!!!!!!!!

みんな、見てね!!!!!

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パズドラ日記#01「新企画スタート!」

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