radioDTMリスナーの皆さん、お疲れ様です。
コヤマリョウです。
変わりやすい気候の日々のなか、いかがお過ごしですか?
私にとってはなかなかの激動と選択の一週間でした。
いつだって色んな事を悩んで選んでを繰り返していますが、今週はなかなかの大波がやってきました。
詳しくは落ち着いたら書きます。
前にも書きましたが、どんな時でも私は選択をする際は「楽しい」を重視したいと思っている。
それは難しい事だと承知しているし全てがそうはいかないが、そうしていたい。
そんな時にいつだって背中を押してくれるのは、真っ直ぐな程の馬鹿らしさだ。
そんな訳で今回も愛すべき「男の馬鹿らしさ」をテーマに、自分に勇気を与えたいと思います。
このコラムでは私コヤマリョウが好きなモノを、文化人気取りでジャンルに拘らず節操無く紹介していきます。
あくまでも個人的な視点で対象に対して思った事・考えた事を書いていこうと思います。
このコラムで興味を持ってもらえたり、飲み会のネタの一つになってもらえれば光栄です。
テーマは「曝せ、SKY(サブカルクソ野郎)」です。
今回は私の好きなお笑いコンビのライブDVDを紹介します。
「バナナマンLIVE TURQUOISE MANIA」
どんなにテレビ出演が増えようと毎年欠かさず単独のコントライブを行うバナナマン。
設楽さんの緻密に練られた脚本と、大声を出すだけで面白い男・日村さんを活かした悪ふざけが私の思うバナナマンのコントの魅力だ。
そして昨年の夏に行われたこのライブは、これまで私が見たバナナマンの単独ライブの中で最も「悪ふざけ」に重きを置いた舞台だった。
大人二人が「馬鹿らしい事」を凄く楽しそうにやっている姿がとても印象的だった。
勘違いされがちですが、基本的にバナナマンは設楽さんがボケで日村さんがツッコミです。
コントにおいて特にそれは顕著に現れる。
普通な生活の中で設楽さんが変な事を言ったり提案したりする。日村さんがそれを受け入れてみようと試みるも、何だか不満が生じておかしな事になる。
乱暴に表すならバナナマンのコントはそんな感じだ。
バナナマンのコントは面白いし、楽しそうだ。
悪い奴はほとんど出てこないで、友達同士の少しのトラブルを悪ふざけで大事にしてしまう。
コントを見ていると私はその世界の中に入って、一緒にふざけてみたいと思ってしまう。
私達の毎日の生活に少しの悪ふざけを入れるだけで、こんなにもどうしようもなく馬鹿らしくて楽しい事になるかを教えてくれる。
誰だって「お笑い」を見る時は無意識に元気になりたいという気持ちがあるはずだ。
そして、私は大好きな「お笑い」を見ると同じように馬鹿な事がしたくなる。
同じような事はできないが、やっぱり馬鹿な事をしたくなる。
真面目にふざける様を見て、勇気を貰おうとしている。
普通に、波風立てないようにしているだけでも日々の生活は大変だ。
嫌な事も不満も大いにあって大変だけど、神妙な顔はしていたくない。
馬鹿にされようが、強がってでも楽しそうにしていたい。
多分、それが男らしさだと思う。
【コヤマリョウ】