radioDTMリスナーの皆さん、お疲れ様です。
コヤマリョウです。
今週ももっぱら「暑い暑い」「何処にも行きたくない」と繰り返している。
そんな私が先週末に意気揚々とアウトドアに行ってきました。
基本的には外には出たくないが、好きなモノがあれば外出もそれなりに出来る。
環境と私の弱い精神を越えてくる位好きなモノ。
今回はアイドル回です。
このコラムでは私コヤマリョウが好きなモノを、文化人気取りでジャンルに拘らず節操無く紹介していきます。
あくまでも個人的な視点で対象に対して思った事・考えた事を書いていこうと思います。
このコラムで興味を持ってもらえたり、飲み会のネタの一つになってもらえれば光栄です。
テーマは「曝せ、SKY(サブカルクソ野郎)」です。
出不精で激しい環境を嫌う私を炎天下の野外に連れ出してくれる存在はもう彼女達しかいない。
もう何度も書いていますが、私がずっと好きで好きでたまらないアイドルグループ、
私立恵比寿中学
先月は30℃越えの野外「お台場新大陸・めざましライブ」で汗をかき、ばっちり翌日の「めざましテレビ」でその姿を曝されてしまいました。
そんな私にとっても、私立恵比寿中学(以下・エビ中)にとっても、夏の一大イベントが開催されました。
それがコチラ、
「エビ中 夏のファミリー遠足 略してファミえん」
昨年の夏にも河口湖で開催されたこのイベント、
以前のブログでも紹介させていただきました。
二年連続で開催された「ファミえん」、今回の開催地は前回から更に遠くなり、
山中湖の<シアターひびき>でした。
(スペシャの夏フェスとかやっている会場です)
昨年の冬には<さいたまスーパーアリーナ>、今年の春には<日本武道館>でコンサートを開いたエビ中は、夏の一大イベントにキャパを下げ物凄く面倒くさい会場を選んだ。
思い返せば昨年の夏もそうだった。
わざわざ遠くの会場まで行った。丸一にを費やすイベントだった。そして、とても楽しかった。
そして、今年も凄く楽しかった。
以前のブログで私はエビ中のライブを、
見てる側の防御力を下げる事に特化したパフォーマンス、
彼女達が楽しそうにしている姿を見せる事を楽しんでもらうエンターテイメント、
と書いた。
今年の「ファミえん」のエビ中に新しい事は特には無かった。
ただ、前述したライブの魅力がパワーアップしていただけだった。
そして、今年も凄く楽しかった。
昼間から山中湖のほとりで富士山を眺めながらビールを飲む。
そこにはアイドルが好きな人しかいない。
夕方になるとライブが始まり、可愛い女の子達が満面の笑みで歌って踊って悪ふざけをする。
それに合わせて私はサイリウムを振り、必死になって声援を飛ばす。
ライブが終わると、みんな汗だくだったけど嬉しそうだった。
感想を言い合って、またみんな長い帰路につく。
私が夏の一日を費やしてやった事はそれだけだ。
このイベントに参加して、馬鹿みたいに私は「アイドルが好きで・エビ中が好きで良かった」と思ってしまった。
例えば、
普段の私は、どうやったら好きな女性に「好きだ」と言わなくて済むか、可愛い女性に「可愛いね」と表さなくて済むかを考えてしまっている。そんな事は恥ずかしいし面倒くさいし、やり方もよく分からない。出来ない自分が馬鹿らしいし、情けなくもなる。
その点、アイドルは良い。悪い言い方をすればラクだ。
「好き」とか「可愛いね」を伝えるには、行けば良い。
時間とお金を割いて会場に行く時点で「好き」な事が確定している。
日常生活では許されないような大声を出す事で「可愛さ」の証明ができる。
私の一方的な気持ちの見返りは彼女達の笑顔だ。
こんな形で私は自分の気持ちを満たしている。
その日、会場にいた人それぞれがに色々な満たすべき気持ちがあったのだろう。その気持ちを少しでも良くするためにそれぞれが一日を費やした。
でもそれはアイドルだけじゃない。
誰もが必要も無いのにお金や時間を使っている事なんて、退屈とか寂しさだとかの気持ちを埋める為の事だ。
それがたまたま私はエビ中だった。
別に現実逃避をしているわけじゃない。
現実を知る程、お金や時間を使ってみたくなるんだ。
少なくとも、こんな一日の為にお金や時間を割きたくなるウチは、私の気持ちはまだ大丈夫なのだろう、と思える。
【コヤマリョウ】