【172軒目】灰汁中華 ノ貫(日ノ出町)

ヨー!マイ!メーーーン!!!!!!

マイ麺!!!!

超久しぶりです。
約1年くらい更新をしていませんでした。
しかし、今日から更新再開です。
皆、チェックしてくれよな!!!!!!

お店の話をする前に、ラーメンに関する話を少々。

今、ラーメンは飽和状態にあるとも言えるくらい豊かな文化になっていると思う。
店が出来ては潰れ、その差はわずかでも生き残れるかどうか変わってしまう。
そんな厳しい世界でしのぎを削り合っている。と勝手に思っている。
美味しければ生き残るのか?
もうそんなことはないのだ。
不味くても生き残る術はある。上手くても生き残れない現実がある。
何を境にそれが決まるのか。それはわからない。
美味いラーメンが正しいとも思わないし、まずいラーメンがクソだとも思わない。
それぞれがスタイルを確立して、ラーメン店を続けていく。それで良いと思う。
なので、僕はラーメンに点数はつけてない。
どちらかというと、そのラーメン店の存在意義を知りたくなったり、個性が知りたくなる。
だから順位はない。
しかし、そこに興味が沸かない店に関しては、興味ない感じで書く。否定もする。
でも好きなのさ!
そういうレビューです。

では、長くなってしまったので、今回は軽めに。

灰汁中華 ノ貫(日ノ出町)

へちかん と読みます。
これまで場所を転々と変え営業をしてきたお店。スナックだったりカフェだったりバーだったり。
しかも営業は週末のお昼のみ。
もはや幻の店と言われても良さそうな営業スタイルですね。
今はお昼のみの営業、という店もかなり多いです。とても困ります。行くのが大変だ。
まぁそれによって一杯のクオリティーが上がるのなら良いんですけど。
んで、このお店のことですけど、ラーメンもまた変わっている。
日替わり?週替わり?で内容が変わるんです。
煮干しスープを基本としながらも、そこに烏賊やら牡蠣やら海老やらの出汁が代わる代わるブレンドされてると。
ほんで、日本酒とビールも置いている。
ハードルの高い営業時間ながら、飲める店として営業しているのです。
うーむ、、ここまでくると趣味っぽい感じもするな。
つまみは肉刺しのみだったかな。。この肉刺しがチャーシューとしてラーメンにも乗っている。
僕が行った時は烏賊干しと煮干しのスープでした。
コチラ。

image1

うむ。うまそうでしょ。
スープを一口。
ぐ!
グガ!
若干臭い!くらいスープが!濃い!!
煮干しのうまさも烏賊のうまさも最大限出ている。というか出過ぎている。
出過ぎているが故に、臭みではないんだけど、香りが強ーーーーーーいのです。
これは、、好きな人からしたら堪らんだろうな、、。僕も好きだけど、これはなかなか強烈。
すごい失礼だけど、素人っぽい味というか、独学感が強い味なんだよなぁ。
これで修行していた人だったら申し訳ないけど。。
でも、個人的にはこの歯止めの効かなさっていうか、研究の先にあるエグさみたいなのが魅力。
というか、これが店として話題になり、特殊な営業方法でも客に提供できることがすごい。
素晴らしい。
ちなみに麺はパツっとした煮干しスタイルには定番の麺。
肉刺しはモニュっとした歯ごたえで肉の旨味は存分に味わえるけど、正直ちょっと噛み切れない。
全体的に新進気鋭なラーメンとして成立してる気はする。
これはある種のインディー感にも似ている。
おそらく名店から多大な影響を受けたであろう、多少アヴァンギャルドなラーメン。
しかしそこに商業的な観点や、大人のしがらみなど、あまりそういったものは感じない。
それでもエゴイズムは感じるし、むしろ突っ走りすぎな点も多々ある。
ここから営業を拡大するのか、自分のペースを守って作りたいものを作るのか気になるところだ。
非常にインディペンデントなラーメン店だということで、再開の店舗に書かせてもらった。



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