【163軒目】二郎系
よーまいめん。
社長インダハウス。
MOROHAの回は聴いたかメーン。
絶対聴けよな。聴かずに後悔するなら聴いて後悔しようぜ。
で、せっかくなんで「後悔」をキーワードに今回はラーメン番外編をお送りしようと思う。
先日レビューした自由が丘のつけ麺屋「結心」。
ここで僕は大きなミスを犯した。
それは、つけ麺専門店である店で、中華そばを頼んでしまうというミス。
これをミスとするか否かは皆さん個人個人にお任せするとしても、僕にとっては欲に負け、店選びを妥協したミスである。
中華そばが食べたいのであれば、中華そばをメインで出しているお店を選ぶべきだった。
それなのに、そこそこ話題のつけ麺専門店が何となく気になり、何となくそこで中華そばを頼み、何となく食べて後悔した。
それ以外にも後悔はたくさんある。
僕が多く体験するのが「二郎系」における後悔。
なんかガッツリ食べたい気分。
そんなとき必ず頭をよぎるのは二郎系ラーメンである。決して二郎そのものじゃなくて良い。インスパイアでも良い。
なぜなら僕の頭の中にはガッツリ腹一杯食べたいという欲望が半分以上を占めているのだから。
そして、その基準で適当な二郎っぽい店を選び、なんとなく豚増しとか頼んで、何となく完食する。
そして後悔するのだ。満たされたのは腹の中だけで、満足なんかこれっぽっちもしていない自分に。
二郎系を否定しているわけではない。何となく腹を一杯にしたいから、普段入ろうとしない店に適当に入ってしまう。
それが二郎系の出来損ないだったとしても、まぁいっかと勝手に諦め入ってしまう。
そして、醤油の味しかしないスープとパサパサの豚にがっかりして、これなら富士蕎麦のほうが良かった。。と思ってしまう顛末。
これらのラーメン後悔日記は、必ず一つのテーマが付いて回っている事に気づいたであろうか。
それは「気分」である。
そのときの気分で食べるものは決めるし、食べたいものも決まってくる。
でもね、ラーメンって食べ物は非常に危うい食べ物でもあるんです。
それは、数がとても多くなってきて、基本的な味の水準が高くなっているため、どこかで安心してしまっている自分がいる。
どこで食べたってマズいものなんか出てこないだろうと。そうタカを括ってしまっている。
それは、あながち間違いではない。
しかし、ここで大事なのは、基本的な水準が上がっている事により、自分が求める味の水準も上がっているということなのです。
結果、満足はできない店、というのが街にはごろごろ溢れている。
ここに気をつけなければならない。
そのときの気分で食べ物を選び、ラーメンを選び、どんなラーメンを食べるか選ぶ。その全てに妥協はしてはならない。
というのは言い過ぎだし気持ち悪い。
が!
やはり最善の策を取るべきだとは思う。
こんな事を書きながらも、つい先日も僕はミスを犯した。
原因はこのラーメンである。
店は皆さんで想像してください。