【59軒目】北海道ラーメン特集

ヨーメーン。
社長ダ年の瀬。
マイメンブラザワサ。

いやぁ~朝ですね。
それは僕だけの問題ですが。
朝にラーメン・レ・ビュー書くと、食べたくなっちゃうのにやってないんだよな~。
お腹空いちゃうよね。
近くに朝ラーメンやってる店欲しいな。

先週もお伝えしたように、今日の特集は「ご当地ラーメン」。
ご当地ラーメンと言っても、そりゃまぁたくさんありますわな。
例えば、もはやご当地ラーメンというには有名になりすぎたラーメンもありますよね。
博多豚骨ラーメンとか、喜多方ラーメン、和歌山ラーメン、横浜家系ラーメン、東京ラーメンなどなど。
ちなみに日本の三大ラーメンってのは、喜多方ラーメン、札幌ラーメン、博多ラーメンなんですね~。
2へぇ~。
もちろん知らない所もいっぱいあるだろうし、なんなら今後増えていく可能性だってある。
でもそれが出来るまで、今後出来るには理由があるのです。
それはこじつけのようなものもあるかもしれないけど、基本的には理にかなった理由であることが多い。
要はご当地ラーメンっていうのは「土地に合ったラーメン」であって、「その土地で出来る理由」があるものなんです。
んで、今日はせっかくなので、一つ分かりやすい土地をピックアップしてお送りしましょう。
北海道
言わずと知れたラーメン界の中心地。
もう誰でも知ってますよね。
だってサッポロ一番とか発売されてるくらいだからね。知名度で言ったら日本一と言って過言ではいでしょう。
しかし、そんな北海道の中にもいくつか代表的なご当地ラーメンがあるんです。

まず札幌ラーメン。
札幌ラーメンと言えば何味?
味噌味ー!!
そう味噌味。主流は味噌味です。
でも決して札幌=味噌味じゃないんです。
札幌ラーメンは醤油/味噌/塩の3種類を用意してあるのが普通だったりするんですよね実は。
でもまぁ味噌が分かりやすいんでそれを取り上げますが。
このラーメンの調理スタイルは、タレの入ったどんぶりにスープを入れる。
というスタイルではなく、中華鍋でスープ(豚骨や鶏ガラがベース)と一緒に野菜を炒め、仕上がったものを麺にかけるというスタイル。これが大事ね。
この調理法は札幌ラーメンを謳っているお店でなくても、
味噌ラーメンをメインで出すお店では実施しているところが多いですね。
なぜこのスタイルで調理することになったのか。
それは寒い地方特有の理由でもあると言えますね。
大前提として、寒い所なんだから「熱々」で提供したいということは勿論です。
そのためには、味噌にスープを注ぎ溶かしていくという作業ではスープが冷めてしまう。
なのでスープも一緒に炒めることにより、更に熱々の状態で提供出来るわけですね。
更に!野菜と一緒にスープを長時間共存させることで、野菜の甘みやニンニクの風味がスープに染み込んでいき、甘みのあるスープに仕上がるわけですね。
ん~、素晴らしいです。
そんな札幌ラーメンの名店と言えば、やはりココでしょう。

純連(札幌)

んまそう~!!マジ食いて~。
この純連は、熱々のスープに加え、大量のラードによって一切冷めないスープを作り上げています。
やけどすること間違いないくらい熱い。そこがアツい。激アツ
このお店の味は東京でも食べれます。高田馬場にあるからね!是非行ってね!
あと高円寺にあるてつやも札幌ラーメンを知るには良い店かも知れませんね!

さて、札幌に続いてはココだ!!
旭川ラーメン。
どうですかね?皆さん馴染みある感じしますか?
旭川のラーメンとして一番有名なのは醤油ラーメン。
いや、正油ラーメンですね。書き方が違うらしいっすよ。
スープに豚骨等の動物系を使うことに加え、魚介系のスープを使うんですね。
言わばWスープです。
これは結構意外かもしれませんが、島である北海道で魚介類を使うのは必然的なことですよね。
Wスープと言えば、少し前に青葉(中野)とかが出店した頃に流行しましたよね。
これは旭川ラーメンが起こしたブームではないと思うんですけどね。
そんなラーメンが実は北海道にもあって、関係があるのかないのか知らないけど青葉という名店があるのです。

蜂屋(旭川)


んまそう!

実はこの旭川ラーメンにもラードがたっぷり浮いているんですね。
やっぱり寒い地方のラーメンは熱々じゃなきゃイカンわけです!
そして結構濃厚で味の濃いものが多い気がしますね。
寒さにはやっぱりこういうラーメンで対抗して、芯から暖まるのが一番なわけです!
ちなみに東京を中心にチェーン展開する山頭火も旭川のラーメン屋です。
旭川ラーメンに置いてはニューウェーブ的立ち位置にいると言えるラーメン屋かもしれませんね。
が、、
そんな北海道のなかで異色な存在があります。
それは函館ラーメン。
ここのラーメンは寒さに対する濃厚さや熱々さではなく、海産物の宝庫としての北海道をフィーチャーしたラーメンです。
そう考えると旭川ラーメンはその合間を上手くとったラーメンとも言えるかもしれません。
函館ラーメンの場合は、北海道の中ではいくらか温暖な場所にあるということ、港により海産物が多く流通しているからこそのラーメンと言える。
そして函館のラーメンは中国との関係がとても重要みたいですね。
函館ラーメンの発祥がラーメン自体の発祥だなんてことが有り得るらしいです。from Wikipedia。
意外と主流とされている札幌や旭川よりも歴史が深く、北海道のラーメンとしてだけでなく、日本中のラーメンの基盤になっているかもしれないという事実には僕も驚きました。
いや~調べてみるもんですねやっぱ。
この企画やって良かった~。
というわけで最後は函館ラーメンの名店画像でお別れです。

麺厨房あじさい(函館)

いかがでしたでしょうか?今回のご当地ラーメン。
まぁラーメン一杯と言えど、やはり深い歴史があるのです。
それを知ることで、目の前の一杯が更に美味しく感じられたなら幸いです。



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