【73軒目】不如帰(幡ヶ谷)

ヨウ麺。
社長インダハウス。
マイ麺プレイストゥービー。
先週の金曜日にヒップホップイベントに行ってきたので、
よりヒップホップノリが強くなった社長です。
なんだか最近暖かかったり寒かったりで、
ラーメンにしようかつけ麺にしようか迷っちゃう季節ですね。あは。
んなこと迷うのは僕だけですかね。
ま、正直季節関係ないですけどね!気分次第ですけどね!
早く暖かくならないかな~。
さ、本題。
今日はこんなお店を紹介しましょう。

不如帰(幡ヶ谷)

幡ヶ谷の超名店登場。
以前、このブログで紹介した「ねじ式」の角を曲がってすぐの所にあるお店。
何度も話には出ているかもしれないですね。
なんと言ってもここの店の売りは「蛤」の出汁のスープ。
これが旨いんっだぁー!
とりあえずこれがラーメンね。

ね、旨そうですよね?
ここのラーメン屋がすごいのは、スタンダードと斬新さが同居していること。
出汁が蛤というのはもちろんラーメンとしては斬新。
ただ、それ以外の所をスタンダードなラーメンとして崩していないのが素晴らしい。

見た目でも分かるように、これといって飛び技は使っていない。
これは僕は結構難しいと思うんですよね。
蛤という出汁を考えた時に、普通の具で合うのか、迷うんじゃないかと。
それこそ魚介系を具に加えても良いと思うけど、それをしない。
あくまでスタンダードなラーメンとして提供される。それが好きなのです。

そしてスープ。
これが本当に旨い。
まとわりつくほどに感じられる蛤の出汁。
魚介や動物も入ってるんだろうけど、貝のインパクトに隠れているくらい。
しかしそれでもコクと香りを演出している重要な出汁だと分かる。
こってりではないんだけど、濃厚なスープである事は一口で分かる。
鼻に抜ける香りも上品な磯の香りで、まったくくどくもない。
そして麺。
恐らく全粒粉を使用しているであろう麺。
麺の中に細かい粒が見えている。
加水低めの細麺。
食感はシコシコしていて、弾力もある美味しい麺。
そして小麦の香りもよく抜けるので、麺だけで考えてもかなり旨い。
そしてチャーシューも大振りなもので食感がよく肉々しい印象。
このラーメンにはとても良く合っていると思う。
あとは穂先メンマと海苔とネギ。丁寧な仕事が垣間見える。

全体的に完成度が非常に高い一杯。
かつニューウェーブな事に挑戦している事が何より素晴らしい。
スープを中心にしたバランスの取り方なんだろうと思うけど、
本当に気を配った緻密なラーメンである。
こういう「新しい」ラーメンが今後出てくるのが楽しみであるし、
そういったラーメン店に常にプレッシャーをかける事の出来るラーメン屋が
この不如帰のようなラーメン屋だと思う。

【パーソナリティー 社長】



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