【74軒目】渋谷の名店・新店

久しぶり麺!
社長だ!
マイ麺ブラザ。
徐々に暖かくなってきた今日この頃。
イベントまでもう2週間も無い状況になってきて、焦ってます。
どのくらい人が来るのか分からないのが一番不安ですね。
まぁやるっきゃないですが!気合い十分!
そして久しぶりのラーメンレビューですが、せっかくなんでイベントに因んでね、
渋谷と新宿のラーメンを紹介するピョン!
何軒か紹介するので、どこに行くかはアナタが決めてください。

というわけで今週は渋谷編!!
何軒か紹介しましょう。

まずはこちら!
はやし(渋谷)

ん~、、渋谷の名店として名高いお店ですね。
実際にラーメンを見てみましょう。
どん。

まず、シンプルですよね。
必要最低限の具材に、見た目からも分かる洗練された美しさ。
シンプルイズベストという概念を、非常に高い水準で体現しているお店です。
スープは豚骨魚介。まさに豚骨魚介のお手本といったスープ。
青葉や斑鳩に並ぶ殿堂入りと認定しても良いくらいの、とても美味しくて気持ちの良いスープ。
ただ、このお店は昼間しかやってないです。
11:30~15:30の営業時間で、スープ切れ次第終了という、なんとも過酷な営業。。
もっとたくさん仕込んでくださいとしか言いようが無いですが、それだと味が落ちるのかな。
ちなみに日曜/祝日はお休みです。
ってイベントの日休みやないかーい!!
意味なしレビューでした。が、本当に美味しいから是非行ってみてくださいね。
続きましてー!
喜楽(渋谷)

はい、こちらも渋谷の超名店です。
なんと創業が昭和28年頃という超老舗でもあるのです。
今やラーメン屋なんて星の数ほどある中で、この長い間、渋谷という若者の大繁華街で、
生き残っているだけでも奇跡的だと思う。そう思いませんか。
これがもし下町とか、住宅街の近くの商店街とかなら分かるけど、渋谷ですよ。すごい。
では、何故生き残ったか。
それは、旨いからです。
良い音楽はシーンが変われど、流行が変われど残っていくのです。ラーメンも。
時期を限定してもてはやされた、いわゆるブームものの方は無くなることが多い。
皆さん、音楽もラーメンも一緒です。
音楽とラーメンが一緒です話は、それだけで4時間は話せる自信がある。
今年のラーメン企画はそれで決まりかな。
と、話が逸れましたが、こちらが喜楽のラーメン。

うん、いいですね。伝統の踏襲と、当時先端であった感じが見てとれる。
やっぱり特筆すべきは揚げネギでしょうね。
僕は揚げネギが入ったラーメンがそんなに好きじゃない。それに頼ってしまうから。
結構香りや香ばしさが強い分、スープなどの印象が薄れてしまうことが多々あるんですよね。
でもここはもの凄く程よい塩梅の揚げネギが、動物系のスープと香味油と最高に合う。
こういう高い水準で交わるものというのが好きですね。クロスオーヴァー。
そして麺は中太麺。こんな歴史の長い店であんまり見ないほど太い。そして旨い。
この見た目から想像したのは、いわゆる普通の中華麺だったりしませんか?
僕はそう思っていたのですが、やっぱりそこを越えてくる感じが、
当時最先端であったのだなーと思わせてくれるのです。感服。
是非この歴史と持続力を体感してみてはいかがでしょうか。
続きましてー!!
道玄坂マンモス

おや、こちらは渋谷に出来た新店のようですね。
どうやらつけ麺がメインのようで。何やら濃厚スープのようで。
渋谷ってあんまりそういうつけ麺がなかったから、アツいんじゃね?と思って来訪。
こちらがそのつけ麺。

んー、、見た目はいわゆる流行にもなっている極太麺+ドロドロスープでしょうか。
麺には胚芽麺か通常麺かの2種類があって、なんかその辺も今っぽいですね。
そして一口。
かなりの粘度ですね。要はドロドロですねかなり。でも旨い。
麺は食感も香りもよく、スープに半分くらい付けて食うとすごく美味しいバランス。
ただ!特筆すべき点があまり無い!
このつけ麺食べながら、ちょっと感傷に浸りました。
というのも、これが2年前に出てきていたら、
このお店はこのシーンのパイオニアとして存在出来たかもしれないんですから。
しかし、今、このタイミングで、このつけ麺を出されても、
「旨いね。」とはなるけど、「ヤバいね。」にはならない。
そこってすごい違いなんです。音楽でもそう。焼き増しと言われる現実がそう。
その本人がどういう影響を受けて、どういう気持ちで、どういうことを表現したいか、
そんなことを無視して、似ている音楽と比較され、否定されることがある。
でもね、それはしょうがないんです。それがパイオニアのパワーなんです。
そして大事なのは、活動を続け、表現し続けることで、何か別の価値観が生まれ、
その焼き増しの元ネタと言われていたようなパイオニアの存在を越えていけばいいだけのこと。
僕の好きなバンドにThe Nationalという家電メーカーみたいな名前のバンドがいます。
彼らは以前、ある雑誌でInterpolの焼き増しだと言われていたことがありました。
活動期間を考えればその発言自体、実に曖昧で稚拙だということが分かるけど、
でも、そのときその雑誌内ではInterpolの方が評価が高かった訳で、その戦いに敗れた訳です。
でも、どうでしょう、今となって、The NationalをInterpolの焼き増しということは、
あまり無くなったと思います。むしろ世界観を持っているのは前者の方ではないかと。
これはすべてのラーメン屋、ミュージシャンに言えることです。
あと2年早ければ、はあと2年続ければ変わると思うんです。
それがオリジナルってことだと思う。そういうことを天才は1年でやるかもしれないけどね。
凡人だろうが何だろうが、何年も続けることで誰でも実現可能だと思ってる。

というわけでラーメン・レ・ビュー渋谷編でしたー!笑

【パーソナリティー 社長】



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