【89軒目】千兵衛(経堂)

ヨーマイ麺。
社長だぜ。

今日はバンドマンと偶然会いまくった日でした。
ライブハウスじゃなくてね。
テングインベーダーズにオワリカラに撃鉄に、、、なんちゅう偶然。
死ぬ前には久しぶりに会う人たちと偶然会う事が多いらしいです。
生きます。
というわけで、今日のお店は先週に引き続き世田谷の新店!

千兵衛(経堂)

コチラもニューオープンのつけ麺屋!城山通り沿いにできましたね。
ちなみに農大通りを挟んで城山通りにはもう一店舗新店が出来ました。コチラは来週。
今回はこの千兵衛をピックアップ。
まず外観をみたときやってるのか不安になりましたが、営業中の看板をみて店内へ。
なにやらレゲエムードがただ良います。ガンジーを描いたグラフィック的なものもある。
全体的には黒っぽい店内で、独特な雰囲気ですね。
メニューは確かつけ麺のみで潔い。
というわけでノーマルのつけ麺をオーダー。
コチラが麺。

コチラがつけダレ。

麺、見るからに美味そうですね。
店内に入ってからずっと気になっていたのが製麺機なのですが、やっぱり麺は自家製みたいです。
一口食べると、小麦の香りが強く、ワシワシ食べれる麺でとても美味い。
しかも凄く丁寧に〆められていて、麺に対するこだわりはかなり高そう。
スープに期待が募る。
そして一口。
あまーーーーーーーーーーーーーーい!
これは、、非常に甘い。
濃厚とかまろやかとかじゃなくて、とにかく甘い。
砂糖というか、糖分による甘さがバチコンっとインパクトを与えてくる。
さすがにここまで甘いつけ汁は初めて食べたな。
スープは動物と魚介系だと思うけど、これはスープによる甘みではない事は一目瞭然。
というかこの甘さをスープによって出していたら、奇跡だね。
その甘さと、背脂、魚粉が相まって、結果的にジャンクな味わいになっていると感じる。
正直何ともいえない気持ちになったけど、麺との相性はそこまで悪いわけではない。
ただこれは長く多くは食べられないかもな、と思う。箸休め的なものが欲しい。
新潟の濃厚味噌が箸休めに新生姜の酢漬けみたいなのを付ける様に、何かあれば嬉しい。
ただ!
ちょっと思った良い事は、ある意味で迷いがないなという事。
かなり甘いつけ汁だけど、恐らく店主が思った通りの味が出ているはず。
そこに迷いや揺らぎを感じさせない、ある種の説得力がある味でもあると思った。
これは凄く大事な事だ。ここで雑な仕事をしてしまったら、それを感じる事が出来ない。
でも、仕事は明らかに丁寧だし、中途半端な味というわけでもない。
そこに魅力を感じざるを得ない僕。ラーメン愛ではなくラーメン屋愛。
僕はこういう意志の強いつけ麺を食べると、もしかしたらムーブメントになるかも、と思う。
今は皆が甘い甘いと騒ぐ。でも、そんなのきっと今までだって種類は違えどあったはずだ。
ドロドロのつけ汁だってスタンダードになったのは登場してから何年か後だ。
そういう意味で僕はこの店には同じつけ麺を出し続けてほしいなと思う。必ずファンは付く。

これで次行って味変わってたら笑うけどね笑。

あと、この文章読んで音楽みたいだなって思った人、

ナイスです。
【パーソナリティー 社長】



コメントを残す

post date*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)