【98軒目】トリシオブットイメン 井の庄(大泉学園)

ヨーマイ麺。
社長だぜ。

今週のラーメン屋はここだ!

トリシオブットイメン 井の庄(大泉学園)

なんともシュールで、建物の奥の方にあるのは井の庄の得意技だろか。
本店でもある「麺処 井の庄」も石神井公園の建物の奥の地下の辺鄙なところにあった。
少しマゾっ気を感じる立地ながら、本店の井の庄は、スタンダードでありながら、
完成度の高いつけ麺を出しているお店だ。辛いメニューがフィーチャーされたりしてるけど。
ま、その辺は許そう。
ほんで、その井の庄の、、サードブランドとも言っていいお店です。
濃菜麺井の庄というお店もあるんだけど、この店が気になったので行ってみた。
まず店名からして、
鶏のスープである事
塩ラーメンもしくは塩つけ麺である事
極太麺である事
この3つが想像できる。そして期待感はあがっていく。
なぜなら、塩と極太麺という組み合わせが何とも妙で、挑戦的であるからだ。
塩と言えばアッサリとしたスープで食べさせるお店が多い。故に麺は細めが多くなる。
スープに絡みづらくなり、味がはいってこなかったり、相性が悪かったりするからだろう。
しかしここは「ブットイメン」なのだからね。どういうことになっているのでしょうか。
まぁこんなに話してもしょうがないので、まずは食べたラーメンを。
こちら!!

非常に綺麗な見た目ですね。

鶏とはいえど、白湯というほどまでの濃厚さはなさそうで、ドキドキ感が高まる。
そして具が非常に特殊で、ふろふき大根の様なものが乗っているのと、
メンマに当たる部分が細い小さい筍が乗っている。(写真じゃ確認できないかも。。)
鶏そぼろのあんかけに、チャーシュー。なかなか食べごたえのありそうな具だ。
まぁとりあえずスープを一口だね。
うん。
洋風なエッセンスがあるのが意外だ。フワッと香るもの、そしておそらく油だろうか。
洋の風が吹いてくるね。ちょっとアイバンを食ったときの様な気持ちが一瞬した。
しかし味は結構ビシッとしていて、少し化調気味な感じがしている。
太麺と合わせるのだからしょうがないけど、ちょっと雑な感じもするなぁというのが正直な印象。
そして肝心の麺。
ゴワッとワシッと、かなり極太な麺で、パッと見うどんのような麺だ。
小麦の香りは結構良いけど、ラーメンにしては太すぎるかもしれない。
食べていて途中で飽きが来てしまう人も少なくないんじゃないかと思う。
しかしながら様々な具材がこの一杯を完成させる為に、一役二役買っている感じがした。
チャーシューはとても美味で、パンチを与えるには良い。
筍も凄く美味しかった。
そして、ふろふき大根。んー、、美味いよ。まぁ美味い。
ただ、なくても良いかなーとも思う笑。
この一杯を飽きずに食う為には、間違いなく具材に工夫が必要で、それがこのふろふき。
ここまでは凄く理にかなっていて、非常に良い選択だけど、
ふろふき自体のクオリティーはそこまで高くないかなって思ってしまった。
全体的には、少しバラツキのあるラーメンで、どこかでこれがギュッと締まれば化けるかもなと。
是非食べてみては。

【パーソナリティー 社長】



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