【107軒目】博多らあめん kokoroBA(早稲田)

ヨーマイ麺ー!!!!
久しぶりだぜマイ麺!!
社長だ。
久しぶりだなみんな、待たせたな。
待たせた間も、ラーメンは食い続けていたよ。ずーっとね。
だからさ、安心してよ。
これから毎週更新するから。毎週読んでよ。頼むよ。
ラーメン食おうよ。

はい!
というわけで!
久々のラーメンはパンチのあるやつにしましょうか!!

博多らあめん kokoroBA(早稲田)


「はらがへったらうちにこい」

と書いてある店に、腹が減ったので行ってみました。
博多らあめんを謳った店なのに、二郎系に負けないくらいのがっつり感を暖簾で表現しているのが気になる。
間違いなく濃厚なのはパッと見でわかるけど、博多らあめんという囲いの中でどんなオリジナリティーを見せるのか。
気になりますねえ。
写真でもわかるようにたくさんメニューがあって、そこらへんが不安ですが。
というか博多とんこつの店でつけ麺出すってのが、個人的にはあまり好きじゃない。
好みの問題ですけどね。
気を取り直して、初訪だったので、とりあえずスタンダードな博多らあめんをチョイス。
こちらがラーメン。


うまそう。でしょ。
そして脂の下に透けて見えるスープが、もう濃厚なの間違いない色してますね。期待。
しかし具を見てみると、これはスタンダードとは少し違うラインナップ。
普通だったらチャーシュー・ねぎ・きくらげ・のり、あたりが普通ですが、ここはメンマが乗ってる。
チャーシューも角煮に近いような感じですね。
この辺が東京って感じなのでしょうか。ルーツを知らせておいての変化球。強気だと思います。

さ、とりあえずスープを。

うん、うまい。
僕の好みではあるけれど、獣臭が少ないながら濃厚なスープに仕上がってる。
僕の殿堂入り店の「英」もその類ですが、あきらかに東京に出すことの意味を理解している。
臭みってのは、時に奇跡的なうまみにもなるけれど、臭みのないスープは抵抗が少ない。
しかしそれだけに仕込むのはなかなか大変なんだろうと思う。
すごく繊細な味、というわけではないけれど、気配りができないと出せないスープ、という印象。
かなり濃厚だけれども、臭みもないし、すごくクリーミーでマイルドな味になっているので、
ジャンク感がそこまで出てこないのも面白い。まぁ仕事の丁寧さなのかな。
田中商店なんかとはまったく違う路線のスープで、非常に楽しみです。
グッド。
そして麺。
これまたスタンダードなものとは一線を画すものです。
細麺ではあるけれど、いわゆる博多の細さよりもだいぶ太い。熊本ラーメンみたいな麺だね。
これを硬めで頼んだのだけれど、結構パキッと硬めだったので、バリカタ以上は厳しいかも。
でもおいしい。
ボソッという感覚があんまりなくて、加水率も良いバランスなんじゃないでしょうか。
何よりスープとの相性がすごーく良い。
変な話、どちらもスタンダードではないし、異色なものなんだけれども、合わさるとスッとまとまる。
これが面白くないという考え方もできるけど、個人的には結構都内ではないラーメンなんじゃないかな。
ただ具に関してはちょっとしょぼいな。
これだったら、普通のものでも良いんじゃない?という感じ。メンマも効果的とはいえないチョイス。
穴はそこかな。
結果的に具が乏しいと、しょぼかったなという印象がつきかねない。注意です。

結果、ここのラーメンを食べるためにわざわざ早稲田に行くかと言われれば、んー、、という感じ。
なんでだろうな。
特にこれといって気に食わない点がないラーメンだったし、また食べたいんだけど、、
きっとそれは未完成さを魅力として出せてない点にある。
わくわくしない欠点はいらないのです。

っていうね。

【パーソナリティー 社長】



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