【125軒目】中華そば JAC(高円寺)

ヨーマイメン。
社長インダハウス。
レペゼンradioDTM。つって。

ここ一ヶ月くらいお腹がユルいです。
それはラーメンのせいでしょうか。いや、違います。違うと信じて食っています。
朽ちるまで、食う。
我が人生に悔いなし。

さて、今回取り上げる店ですが高円寺の新店です!!!!!
中華そば JAC(高円寺)

高円寺に9月にオープンしたばかりの新店。噂が噂を呼び、ちょっと話題になってますね。
それは出しているラーメンの珍しさにも多少起因しているのかもしれません。
ここが出しているのは「徳島ラーメン」。
皆さん、徳島ラーメンってご存知でしょうか?ラー博にも入るくらい有名なご当地ラーメンです。
濃厚な豚骨スープに、甘みのある醤油ダレ。見た目は茶褐色のスープ。
そして何よりの特徴は、チャーシューの代わりに乗った甘辛く煮た豚バラ肉と、生卵。ですね。
以前、横浜のラーメン博物館に入っていた「いのたに」が徳島でも有名な徳島ラーメンの店。
僕も行きましたが、もうだいぶ前になくなってしまった様な気がしますね。美味しかったのに。
あー、ラー博行きたい。
ちなみに東京では「うだつ食堂」という店が早稲田の方にあります。
他は正直僕の頭にはストックがないです。もしかしたら他にも東京で食べられる徳島ラーメンあるかも。

で、今回のお店。
徳島ラーメンを徳島で食べた事がないので、この店が伝統に寄り添っているかは分かりませんが、
僕には現代風と言うか、東京のお客さんに合わせた味付けに感じましたね。
写真を見た方が早いでしょう。こちらが

JACそば(豚バラ、味玉入りの、いわゆる特製的なやつ)※大盛り無料

旨そう!
でしょ?
先程書いたように茶褐色のスープに、豚バラ、そして別に置かれている生卵とすだちがありますね。
やはり伝統というよりも、少しアレンジが加えられていて、幅広く客層を狙っていそう。
やはり生卵が最初から入っていると抵抗がある人もいますからね。
そしてそれ以外の具は、メンマ、モヤシ、万ネギ、味玉って感じです。
よし、まずはスープを一口。
ずずずずずず、、、、。
う、
う、
うまい。
かなり濃厚な豚骨が出てますね。少しザラつきがあるくらいなので、髄までいっちゃって!って感じでしょうか。
実際に底の方には少し溜まってました。ここまで濃厚だとは思わなかったのでインパクト大。
そして麺。
加水低めの細麺ってとこでしょうか。茹で加減は良い感じですが、食べ進めていくうちに早めに伸びるので注意。
スープと良く絡みますが、スープの濃厚さに若干負け気味な感じも否めない麺です。セルジオ・メンデス。
そして具である豚バラ肉ですね。これはもう豚丼の具みたいな感じです。甘辛の煮豚というか。
なので、ここで大事になってくるのは味のうるささですね。
要は濃厚なスープで、スープ自体の味もかなり濃いめで、そこに甘辛の豚バラ肉なわけですよ。
ちょっと偏っている感と、うるさい感じがありますよね。
で、
そこで生卵とスダチが活きてくるわけです!全ては仕組まれたものだったのです。フフフ。
まず生卵を落として軽く混ぜる。スープを飲む。
旨いねえ。かなりマイルドな飲み口になって、個性的な口当たりと味になる。角も取れるし良い効果。
そしてスダチ。
レンゲにちょっと絞ってスープと混ぜて飲んでみると、ほのかにさわやかな香りがして心地よい。
これは!と思い全部上から絞って混ぜて食べたら、残念ながらスープに負けて香りが飛んだ。。
おそらく混ぜずに絞った部分をそのままいく感じがベストかと思われますね。むん。
そしてそして、それでもやはりこのラーメンの濃さと五月蝿さは、完全には消えない。
いや、むしろ個性だし魅力でもあるから消す必要もないんですけどね。好み的にはまだなんです。
そこで登場するのが、、、、ライス。
おそらくここのラーメンには必需品じゃないかなぁ。個人的には。
豚バラを乗っけて食うも良し、スープと一緒に食うも良し、ラーメンとの相性は最高に近い。
と僕は思う。
なんかお盆で提供される感じとかも相まって、これご飯つけちゃえば良いんじゃないかなと思う。
大盛り無料ではなくて、ご飯無料のほうが嬉しいかな。
て思いますね。

まぁ高円寺に新しい風を吹き込むにはインパクト充分な新店でございました。
【パーソナリティー 社長】



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