【147軒目】ラーメンなかむら(ワイキキ)

Hi.

I’m Shacho.

麺。
マイ麺。

というわけでハワイ帰りの社長です。

腕が変な形に焼けてます。
しかし、砂丘の失敗を繰り返さないのが僕。決して焼き過ぎず、火傷にはなっておりません。
しかし、日焼け止めを満遍なく塗らなかったというミスを犯してしまい、日焼けあとが変。
しかし、基本的にはTシャツに隠れるので外からは見えません。だから大丈夫。
なにがや。

さぁ、そんな雑談はどうでも良くて、ラーメンですよラーメン。
先週お休みしてしまいましたからね。ハワイに行ってたんで。
で、
ハワイでも食って来たよ。
ラーメン。
そりゃ食うよね。
ラーメン。

というわけで今日の店はここだ!!

ラーメン なかむら/Ramen Nakamura(ワイキキ)

さぁご覧アレ。
暖簾には「小倉智昭の店」「オックステールラーメン」とデカデカと書かれているぞ!
どちらもあまりグッと来てないぞ!俺は!
小倉智昭と言えばおっさんですね。よくテレビで見るおっさん。
で、オックステールというのは、オックスのテールですから、その名の通り牛のしっぽです。
たまに「牛テールの煮込み」なんてもの見かけません?見かけませんか。そうですか。
まぁシチューとかの煮込み料理に使われますね。
それは何故かというと、煮込まないと食えないから。ですよね。
しっぽですから、ブンブン振り回している部分ですから、筋肉も脂もたくさん付いてるらしい。
もちろん中心は筒状に軟骨がありますよ。
そんな代物ですから、ちょっとやそっとの火の入り具合じゃ食えたもんじゃないわけですよね。
だからホロホロと肉が離れやすく柔らかくなるまで煮込む。で、煮込むと必然的に出汁が出ますよね。
結果的にそれはオックステールスープです。
このお店もそうして出来上がったオックステールスープを元にラーメンを作っているのでしょうか。
では、確かめてみましょう。
あ、ちなみに日本のラーメン屋と同じように書きます。
ちょっとラーメンに行く前に褒めたいとこあったので書きます。
それは、
グラスがデカい。


水を大量に飲み干す僕としては、嬉し過ぎるサイズ。ゴーゴーカレーのグラスくらいあります。
ラーメン屋で見た中では最大かも。
ちょっとポイントあげます。

で、肝心のラーメン。
注文したのは名物であるオックステールラーメン。

どどーん!!
澄んだ色のスープに細麺が沈んでおり、その上に牛テールがドーン!!その周辺には野菜がちらほら。
天には針ショウガというよりショウガの千切りが豪快に。その下には揚げニンニクも隠れています。
メンマもいますね。あとキノコもいますね。カットされたマッシュルームが。
見た目は少し雑多な感じしますね。うまそー!!!!!!とはならないです。ふむ。
そして同時に生姜醤油を渡してきて、フォークで肉をはがして醤油につけて食べてくださいとな。

店員のおばちゃんが言ってました。
そのシステムはあんまり良く分からない。だったら別で出せば良いんじゃね?って思ってしまうがまぁ良いでしょう。

では、スープを一口。
ずず。
むむ。
意外と。
イケル。
あっさりとした塩味のスープ。出汁はやっぱ牛テールなのかな。動物っぽさは出てますが、そこまで臭みはない。
もっと雑でぐちゃっと下味を想像していたので、なんか意表を突かれた。
そして麺です。
多加水の細麺で少し縮れているかな。
ずるっと。
うん、弱い。けどまぁ無難な感じですね。塩に合わせるにはスタンダードな感じ。
麺の風味や味はそこまでなくて、まぁラーメンとしてはあまりにも普通な麺です。セルジオ・メンデス。
しかしながら具の野菜と一緒に食べると、なかなかの相性ですね。
スープとの相性も良いので、わりかし考えられてる感じします。
この具が大体普通なんだけど、タマネギだけはとても良かった。
火の通り具合が良くて、食感をしっかり残しながらも甘みを感じられるくらいのしゃきっと感。
意外とアッサリした塩スープに合う具なんだなぁと思った。良いですね。

しかし!!!!!
問題はそこじゃない!!!!!!!
問題は!!!!!
牛テール!!!!!!!!!

位置づけ的にはチャーシューですよね。ラーメンでいうところの。
この肉が、まぁ~~~~~~~~~~~~~~食べにくい!!!!!!!!!!!!!
フォークでもなかなか剥がれない肉。剥がれたところで食べる部分は少なく、しかも醤油に付ける手間。
正直言ってラーメンとの相性は最悪の具だと思います。
肉の味自体は良いですけど、こんだけ食べにくくて時間のかかるものをラーメンに乗せちゃダメ!
だって、これラーメンと一緒に食べたいわけじゃないですか。
でもこれ食べてたらスープ冷めるし麺は伸びるし、話になりません。
このマインドは僕の中で完全にアウトです。
時間をかけて食べるものをラーメンに入れてしまっている事は、ラーメンを食べる人の気持ちを知らないのでしょう。
途中でイライラしてきて、このラーメンの評価がぐんぐん下がっていきました。
スープも及第点は超えているし、具の中にもちょっとした良いところがあったのに、残念。

この一杯で約1500円。
コストパフォーマンスも最悪に近い。
もちろんワイキキでリゾート地価格なのはわかっていますよ。
でも、あくまで日本と同じようにレビューしますので、どう考えたって高過ぎる。
これなら肉なしで1000円の方がまだ良い。

まぁ、どちらにしろ再び行く事は絶対にないですけどね。

やはり日本のラーメン文化がどれだけ優れているのかという事を再認識する結果になりました。
日本のラーメンは世界一です。
というか日本食の代表だと思うよ。

小倉さん、もっと良い店だしてください。

【パーソナリティー 社長】



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