【174軒目】つけ麺 竹川(三軒茶屋)
思い出の土地。
三宿。
交差点の名前である。
246と三宿通りの交差点。
僕が働いていた蕎麦屋のある土地だ。
池尻大橋からも、三軒茶屋からも、歩くと時間がかかる。
不便な街だ。
しかしそんな街はとても静かで住みやすく、飲食店もどこか上品な佇まいがある。
住んだことないけど。
ラーメン屋と言えば天下一品くらいのものかと思いきや、
三軒茶屋の名店「和正」も三宿からほど近い場所に存在する。
そして、今年に入ってまた新店が出来た。
つけ麺 竹川(三軒茶屋)
鶏白湯のつけ麺をウリにしていると聞きつけ、食わなければならない強迫観念に陥った。
何やら野菜つけ麺みたいなのもあったが、とりあえず、スタンダードなつけ麺をチョイス。
写真の通り、とても綺麗である。
麺の盛りつけ、丼との色合いも良い感じだ。
レモンは後ほど絞る事にして、
一口ズズズ。
むむ。うまいではないか。
「ほぼ無化調」という謎の謳い文句が書かれていたけど、いまどき無化調を推してくる方が嫌いな僕。
ほぼ、なら書かなくて良いんじゃないか?という疑問を持ちながらも、その「ほぼ」の大事さにも気付く。
やはり味はピシッとするんだよ。化学の力は。
麺は見た通りの太麺で歯ごたえもしっかりとしたもの。香りもよい。
スープはほぼ鶏の濃厚な出汁に意識が持ってかれる。
意外と無いよな。と思った。
しかし、問題点。
スープがかなりドロドロで、麺との絡みが良い。
その分、終盤スープが足らなくなった。
普通に足りない、というくらい無くなった。
残念だ。
そこはもう少し羽振りを良くしてほしい。
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と思ったら、二度目の訪問で「お金払うんでスープ多く出来ますか?」と聞いたところ、
「以前より増量しました」とのこと。
問題点に気付き早急に対応するその様。
とても良い!!!
【パーソナリティー 社長】