【46軒目】じゃぐら(高円寺)

ヨー、ワサ。
社長だ。
ワサワサ。

なんか最近夏の名残のせいか恐いものをずっと見てる気がする。
呪いのビデオシリーズは何本見たことか。。
そんなこと書いている今も横では恐い系のテレビ番組を横のパソコンで垂れ流し中。
呪われるのか、俺。
乞うご期待。

さて本題。
最近、なんでか高円寺周辺によく行く。
というわけできっと今週から3軒くらいはその辺でしょう。
まず1軒目。

じゃぐら(高円寺)

iiik
高円寺と新高円寺をつなぐルック商店街の中にあるラーメン屋。
見てくださいよ看板。
「極濃」ですよ。
しかもこんなことまで。。

gvg
恐。
高円寺ナンバー1の濃いスープを高々と掲げています。
いやぁ~、恐いですね~。
そもそも「濃い」とはどういうことか。これはラーメンを食べない人だと誤解しがちです。
一般的に「スープが濃い」というのは味が濃いとか、脂っこいという意味ではない。
スープというのは出汁をとって作られるわけで、出汁の取り方は多様であります。そしてこの出汁の濃い薄いが、いわゆるスープの濃さであります。
もちろん魚にしても豚骨にしても鶏にしても、長い時間炊いていけば出汁は出るのでしょう。もちろんそれだけではなく、取り方を変えれば更に出汁を抽出できるのでしょう。正直ラーメン屋ではないのでその先は分かりかねますが。
まぁ出汁をたくさん取った方が出汁の香りや味は強まると思います。
じゃあたくさん出汁を取った方が良いじゃないかと。
少ないよりか多い方が出汁がよく出ていて美味しいんじゃないかと。
そう思われるかもしれませんが、そういうわけではありません。
無理矢理出汁をとろうとすれば、エグみのある味になってしまう可能性もあるでしょう。
食べられないほどドロドロになってしまう可能性もあるでしょう。
例えで言えば、味噌汁に「ほんだし」って使いますよね?
あれは別に入れれば入れるほど美味しくなるわけじゃないです。
「程よい」量の出汁を入れなければ美味しい味噌汁にはなりません。
それと同じで、ただたくさん出汁をとれば良いって話じゃない。
とまぁ前置きが長くなりましたが、それを踏まえてこの「じゃぐら」が掲げる極濃を考えるのです。
これがラーメン。

plpl
多ければ多い程よいわけじゃない、と先程言いましたが、この店はその濃厚さの限界を試しているようなお店です。
スープがアホみたいに濃すぎたらそりゃ美味しくないわけですよ。
でもその美味しさと濃厚さのギリギリの臨界点を表現しようとしている。
スープは本当にドロドロです。
豚骨臭がすごいです。味は「豚骨の良いところを全部出したら、多少の悪いところも出ちゃうよね」って感じの潔いまさに極濃な味です。
一口啜る、というか食べるスープですね。
決して脂っこいわけではなくて、スープの濃度でガツンとくる。
天下一品のドロドロさを想像してもらうと一番近いかもしれません。
味はそれよりも全然獣的ですが。
それに負けないように麺は太打ちで食感も食べごたえも抜群です。
しかし負けます。惜敗です。
やはりスープの濃厚さに勝ちうる麺ではなかったような気がします。ただラーメンとして成立するにはこの太さがベストかなとも思いますが。
具は、、まぁ今日は長くなったのでシカトしておきます笑。
とまぁこんな感じの超濃厚ラーメンなのですが、少しだけ苦言を呈すとします。
まず、ココの店は仕上げ油を選ぶことが出来ます。辛い赤、マー油の黒、魚介の茶、の3種類。
こういうのはあまり好きじゃないです。だってどれが美味しいか分からないじゃないか。
やっぱお店自身が考えるベストで出してきてほしいですね。
そしてその逆。センスがきらりと光ると思った点。
さっきはシカトしましたがトッピングのキクラゲ。
これはとても良いアクセントになるし、最初から乗っている量が多くて非常に良い。
ココがメンマだとキツいよね。
ナイスキクラゲ。
まぁ、濃厚好きならハマること間違いないでしょう!
是非ご一食。



コメントを残す

post date*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)