【76軒目】一龍(下北沢)

ヨーマイ麺。
社長ダー。
ラーメンだー。

というわけで火曜日になりました。
実は私現在連休中。
ということで、ライブに行ってきました。と言ってもインストアですが。
先日ゲスト出演して頂いたばかりの、よしむらひらくさんのライブ。
素晴らしかった。
ラジオでさんざん言わせてもらったような、ひらくさんの魅力がインストアでも出てた。
場所を選ばない、場所が違えどパフォーマンスと曲でもってけるアーティストというのは、
やっぱり凄いなと思う。
逆にアウェーというかアゲインストで力を発揮するタイプもいますけどね。
実はそんなバンドのライブにも行ってきましたが、それはちょっと内緒です。
ウフ。
さて本題。
最近なかなかラーメンが食えてない訳ですが、それでも頑張って食べてます。
別に食わなきゃいけない訳じゃないんですが、食わなきゃいけないとすら思えるくらい、
何故かラーメンに対してはストイックな僕。
今日はラーメン不毛の地、下北沢で常に変わらぬ味、
いや変わったりするけど、それでも何度も通いたくなるような希有なラーメン屋を紹介。
満を持して登場。

一龍(下北沢)

まぁ、下北沢と言えばバンドマンの街でもありますからね。
これ見て「やっぱ下北沢だとそこだよね」と思った人もたくさんいるでしょう。
逆に「そこかー?」って思った人もいるでしょうが、、カマンッ!!いつでも相手になるよ。
ここは下北沢という地では圧倒的にオリジナリティーと信頼があるラーメン屋です。
僕は生まれた頃からこの辺に住んでます。そしてここもずっと前からあるお店。
まず、なぜ僕がこの店を旨いと思えるか。
それは「なんだろう」というこの気持ちが味噌なんです。味は醤油ですけどね。
要はこのラーメンはどうやって作っているのか、それがはっきりは見えてこない。
スープは豚骨と鶏のスープのようですが、にしても臭みなどはなく、クドさもない。
それでいてコクとパンチのある、異様なバランス感覚を持ったスープです。
そして見た目も黄金スープと呼ばれているのが分かるように、黄金色に輝いてます。
あ、写真はこちら。

ただ、勘違いしてほしくないのは、特別旨いラーメンとは言えないと思うんです。
決してこれは批判ではないです。
特別、というのは何か特別なインパクトを持って、その味の印象を焼き付けるような、
そんなラーメンの事を言うと思っています。
その点を考えると、一龍のラーメンは、ガツンとくるというよりジワリとくる感じ。
そのときは、旨いなぁ、と思うだけかもしれないけど、
いつの間にか、また食べたいという気持ちになっている。
そうです、やはりキーは、毎日でも食べたくなるラーメン。ここですね。
正直上に乗っている具とか、結構ショボいと言っても過言ではないですよね。
最近のラーメン屋はどこへ行っても、具だけとって食べても美味しいところばかりですからね。
ただ、一龍のラーメンにはコレが良いんです。
薄いチャーシューと細いメンマとネギと紅ショウガ、そして少々の薄切りニンニク。
安いギター、安いキーボードなんか使っていても、そのサウンドがバンドの音楽に合っていれば
問題ない訳ですよ。いやむしろその方が良いっていうブランドだって付いてくる事もある。
あとはその組み合わせですよね。
ここの絶妙なところは、紅ショウガと少々のニンニク。
これが最高のエッセンスとして加えられている。ニンニクラーメンっていう技もあるしね。
これがまた意外としつこくないんだよね。ニンニクの香りがまったくいやらしくないんです。
仕事の予定か、女子と会う予定がなければニンニクラーメンはお薦めしたいです。
麺は中細のちぢれ麺。モチモチとしていて、スープにもよく合っている。
そしてどことなく懐かしさを覚える麺ですね。本当に昔からあるような麺。
この麺に合うラーメンを出せるお店も今はそんなにないんじゃないかなと思う。
そういう事実を考えると、一龍のラーメンは、「残っていくラーメン」なんです。
「残っていく音楽」というのが、時代を問わず魅力的なものであるように、
こういうラーメンも、どの世代にもどの時代にも、きっと響くものがあるんだろうなぁと思う。

是非一度食べてみてほしいですね。

【パーソナリティー 社長】



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