【91軒目】ら〜めん 桜食堂。(経堂)

ヨーマイメン。
おやすみじゃないぜ。
一日だけお休みでしたラーメン・レ・ビュー!
今日やりまっせ!

しかし台風凄いですね。
皆さんご無事でしょうか?
僕は蕎麦屋でせっせと仕込みをしながら、意味あるのか自問自答しておりました。
ま、結果的にかなりお客さん来たんで良かったですが。
帰りは歩きで足が棒の様になってしまいましたとさ。

さて!本題ですが!
世田谷新店特集3店舗目です。
今日はココ!

ら~めん 桜食堂。(経堂)


経堂3連続を締めくくるのはこの店です!
これまで経堂の新店は、千兵衛、はら匠とレビューしてきましたが、
初めに言っておきますと、間違いなく新店の中ではここがナンバーワンかなと思ってます。

どこかは非公開ですが、名店で修行をしていたという店主が始めたお店で、
メニューは醤油ラーメンか塩ラーメンの2種類。肉メシもあったと思う。
道に出ている看板には「あっ、らーめん」的な事が書いてあり、若干謎ですが笑。
店内はこじんまりとしていてカウンターのみ。
椅子が手作りみたいな作りで、若干キングサイズの僕には小さくて困る。
でもまぁいいか。それは完全に規格外の僕のせいだね。
初めての訪問なので、券売機の一番端っこにあった醤油ラーメンをチョイス。
厨房を完全に見渡せるくらい、奥行きもそんなに広くなく、なんだかワクワクしちゃうね。
僕の座った席の目の前には茹で麺機があって、これまたワクワクしちゃうよね。かっちょええ。
頼んでから10分しないくらいでラーメン到着。
こちらです。どん。


うー!まー!そー!うー!
ですね。
具は見ての通り、チャーシュー、穂先メンマ、あおさ海苔、ナルト、ネギ。
非常にシンプルで、ザッツ中華そば的な見た目です。ナルトがニクいね。
さっそくスープを一口。
これが美味いんだ。鼻に抜けていく醤油の香りが凄ーく良い。
そして、魚介のスープではあるものの、最近よくあるエグみのあるスープではなく、
非常に淡麗な味わいで、動物系とのバランスもすごく良い。こういうのを待ってたよね。
そして何よりまろみがあるのが肝だね。醤油自体、角が立っていないものなのかもしれないけど、
スープも凄くまろやかで、一切刺々しさを感じず、攻撃的じゃないのが良い。
「出せば出すほど」が主流になってきている中で、こういう洗練されたものを出されると、
どうしても好きになってしまう。
そして麺。
これまたスープに非常に合っているストレートの細麺。
あまり主張し過ぎない程度で、小麦の香りを感じることのできる麺だね。
僕はこの麺にもまろやかさを感じた。そして丸みを。形の問題じゃなくて、味ね。
優しい味とは良く言ったものだが、まさに角のない味。角野卓造。
具も一つ一つにしっかりとこだわりを感じる。
少しずつスープに馴染んでいくあおさ海苔も、良いアクセントになっていてグッド。
チャーシューもバラで甘みのある肉。肉メシにも期待が持てる味だった。
そして食感の良い穂先メンマもまた、一食を食べきる中で良い波を作ってくれる。

本当に完成度の高いラーメンだなと思った。
しかも経堂にはこういう正統派な醤油ラーメンが今までなかったので、出来たの嬉しいね。
塩ラーメンも評判がすごく良いので、近々試してみようと思う。

ただ目新しい何かがないのも事実である。
今後より一層のオリジナリティーを発揮するのが楽しみダナー。

【パーソナリティー 社長】



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