【106軒目】麺処 hachi(西新宿)

ヨーマイメン!
今週も食ってきたぜ。
そしてfacebook始めたぜ。
facebookではラーメンを食べる度にその写真をあげようと思っております。
ラーメン好きの諸君!ラーメン・レ・ビューファンの諸君!
僕と友達になろう!
ってな具合にね。いきたいっすね。
なんで友達って表現を使ってしまうんだろうなぁ。別にどうでも良いけどさ。
ラーメンと音楽の事しか書かないつもりです。

さて、今日はどこにしようかな。
んー、そうだな。ここだな。

麺処hachi(西新宿)


なんか新宿のラーメン屋を取り上げるのは久しぶりな気がする。
あんまり新宿渋谷あたりはこれといった店がない。
どちらの町にも凪がある。凪行っとけば間違いはない。しかし飽きる。
出来る新店はそこそこ旨いぐらいの所ばかり。
500円で食わせる博多ラーメンが増えるばかりで優秀な店が顔を出さない。
いや、別に美味しい店がないわけじゃない。
ただ、ここしかない!っていうレベルの店が何故かこの町には出てこない。下北沢も同様。
ライブとか見に行ってラーメン食うぞ!ってなってもいつも迷ってしまうんだよな。
これがまた誰かと一緒だったりすると更に困る。
僕にラーメン屋を聞く時点で、少しハードルが上がっているんだね。
そしてそれを超えていこうと頭を駆け巡らせるけれど、なかなか難しい。
どこ行ってもあいてなかったりするしね。というか町で大体決まるんだ。ラーメンは。
とまぁつらつらと書いてきたけど、そんな新宿という町で久しぶりに煌めくラーメン。
まだまだこれからという感じもするけれど、圧倒的なオリジナリティーを持ってる。
それがこのhachi。
この店にはいくつかメニューがあるけれど、主軸は二つ。

濃菜醤油ラーメン


極煮干

 
アナタはどちら派でしょうか?
どう考えたって、気になるのは極煮干しの方だと思います。
だって白いやーん!煮干しなのに白いやーん!おかしいやーん!気になるやーん!
ええ。
たしかに気になる。
初日、僕は濃菜醤油を、一緒に行ったやつが極煮干を頼んだ。
数日後、僕は一人で極煮干を食べに行った。
どちらも食べてみて、やはりこのラインナップを同時に提供出来るのは素晴らしいと思った。
まず濃菜醤油のほうから。
鶏ガラと魚介、それに合わせてある野菜のペーストが何よりの魅力。
この野菜の甘みが食べ進めるうちにどんどん増してくる。単純に下に沈んでいただけかも。
しかし、この野菜の甘みがスープの香りと存在価値をより明確にしてくれている。
いわゆるベジポタ、という感じのドロドロではない。
サラッとしたペーストなので、舌触りにザラつきはあるもののしつこさは全くない。
それに合わせてくる麺も、まぁこれしかないだろうなっていう中細ストレート。
低加水、とまではいかない様な気もするけど低めだね。
ムチッと切れる麺は、スープの吸い上げも良くて、ペーストを口の中へ誘導してくれる。
具もどれもが及第点は超えている。
今までにないラーメンだと思う。淡麗でもドロ系でもない甘みのある醤油はクセになる。
何度か食べないと正体が分からなそうだ。

続いて極煮干。
やはりこの白濁の正体は気になる。
初日に連れのを味見させてもらったときは、まだ何がこうしているのか分からなかった。
2度目の訪問。我慢出来なくて聞いた笑。
鶏白湯と豆乳などによる白濁化である事が判明。ありがとうみんな。犯人はお前だ!鶏!
なるほど、それでこの煮干しの強烈なインパクトとクリーミーでマイルドな味が同居しているわけか。
これは結構な発明じゃないか?
これまで動物系と魚介系というのは何年も合わせられてきたけど、この合わせ方は僕は初めて。
マイルド煮干かクリーミー煮干といったところかな。それだけで行く価値があると思う。
味としての質は、もちろん良いけれど、なんだか未体験なものだっただけに可能性を感じる。
まだ出来るんじゃないかと。
今後にも期待です。

是非ともこの二種類のラーメンの「甘み」を味わってほしい。
あと店員さんがかわいいです。意外な私服です。そこも驚きで新しい。
【パーソナリティー 社長】



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