【114軒目】麺屋7.5Hz(梅田)
よっ!
マイメン。
先週は書き途中で全てが消えて絶望の更新となりました。
申し訳ありません。
今回から書き方を変え、下書きをするようにしました。って当たり前か!
てへ!
さて!
今回も関西編でございますよ皆さん。
今日ご紹介するのは、僕がクリトリック・リスのスギムさんに、
「大阪に来たらどこのラーメン行けば良いですかね?」と聞いたところ、
「旨い不味いは別にして、衝撃を受けたのはここやね。」と教えてくれた場所。
「旨い不味いは別にして」と、たしか言っていた。流石だなと思う。これ、冗談じゃなくてね!
僕が聞きたい事はそういう事だったから、その前触れがあったのにちょっと感心した。
そう、旨いラーメン屋ではなく、行くべきラーメン屋を聞いたのです。
大阪まで来て、普通に旨いラーメン屋を食べるよりも、忘れがたきラーメンを食したいわけです。
そんな要望に応えてくれたのは、コチラの店。
麺屋7.5Hz(梅田)
実は大阪に6店舗もあるコチラのお店。HPでは通販までやっている。
更には本店の営業時間が24時間!という、なかなかハードルを下げてくるお店である(スギムさんごめんなさい)
しかしながら一筋縄ではいかない店だろうと期待をしつつ、僕が行ったのは梅田店。
駅ビルの地下にひっそりと佇むお店で、なかなか変わった立地だなぁと思いながら入店。
カウンターのみで、意外と小綺麗な店である。
店に入ると、チャーシューを大きな鍋で煮ていて、甘い醤油の香りがプーンとしてくる。
なかなか食欲をそそる香りだ。
壁を見ると「高井田らーめん」の文字を発見。どうやらご当地ラーメン的な立ち位置でもあるみたいだ。
高井田らーめんの特徴は、極太のストレート麺に、醤油の主張が強いスープ。ということらしい。
今回はもちろんデフォルトのラーメンを注文。
と思いきや、スギムさんの言葉をここで思い出した。
「ネギ盛りや」
たしかそんなこと言っていたので「ネギ盛り」を注文。これが後に波紋を呼ぶ事になる。
ちなみに友達と二人で行ったので、友達がデフォルトの中華そばを注文しました。
まずはこちらが中華そば
そして、波紋を呼んだ、
中華そば(ネギ盛り)
はい、ネギ多すぎー。
ほぼネギです。というくらいネギが入っております。さすが、これはインパクト強すぎる。期待高まる。
とりあえずスープを一口いただく。
むむ。
これは、とても珍しいスープ。
醤油がかなり立っているキリッとしたスープです。店内の匂いから、甘めの醤油味を想像してましたがそれとは違う。
キレのある醤油味、感じなんだけど、それにしてもスープの出汁がほとんど感じられない。
かなりあっさりとした鶏ガラでしょうか。
ほぼ味として存在しているのは「タレ」です。これは相当に珍しいくらい「タレ」の主張が強い。
見た目のインパクトは強いが、脂も出汁もあまり多くないため、かなりあっさりと食べれるスープである。
そして、麺。
これがこのラーメンの主役。
ゴワゴワとした歯ごたえの強い極太麺。チャンポン麺を更に極太にした様な麺で、モッチリと言うよりしっかり固い。
これが麺としても美味しいんだけど、このスープとの相性と言う意味で、かなり冒険してるなぁという感じがする。
要は麺に負けないスープを合わせてないのがすごいんです。
醤油感は強いけれども、決してめちゃめちゃ味が濃いというわけでもない。スープも濃くないのでドロドロもしていない。
シャバシャバ系のスープに、もちろん絡みが良い麺ではないものをあわせる。これなかなか他にない発想だ。
生まれがどういう過程かは分からないけれども、「旨いラーメン」を試行錯誤して作ったものではない様な気がする。
食べごたえがあり、塩分が充分に補給出来る様なラーメン、という流れなのかなやっぱり。
そうでないと、この麺とスープの組み合わせは思いつかないよな。
しかし、不思議なのが、これがアリナシでいうとアリなのが味噌。これが大事なのです。
普通、セオリーで考えると明らかに脱線してしまっている組み合わせなのに、不思議な一体感が生まれているラーメン。
決してジャンクな味わいではないと思う。
希有な組み合わせを体感出来るラーメン。
東京で食べた事はないね。僕は。
P.S
ネギ盛りの完食後です。
いや、完食はしてないか笑
【パーソナリティー 社長】