【157軒目】煮干鰮らーめん 圓(町田)
おおーーいぇーーーーー。
自分取り戻す為に上~。
社長だぜん麺。
よーーーまいめん。
ここんとこ暑さがぶり返してキツい毎日ですね。
基本チャリ、の生活なもんだから、サングラスと帽子が必需品でございますな。
そしてそして家に帰ると今はあるプロジェクトの仕事に追われたりしていますが、アレです。
今週末、アレの新作やります。バンドはアレです。あのバンドの新作をアレします。
宜しくメカドッグ!
いや~、楽しみだ!!
さ!そんな感じで今週もラーメン行きます。
町田連続で行きます。
煮干鰮らーめん圓 町田店(町田)
さ!
名店!
の2号店!
僕のラーメン大賞にも登場した八王子の超名店「圓」。なんと圓が町田に2号店をオープン!
そもそも圓の店主は町田の勇次って店やってた人だから、ある意味凱旋ってやつですね!!祝!
圓と言えば、やはり一杯のラーメンとしての完成度の高さ、というのが何よりの魅力だと思ってます。
スープ、麺、具材、すべてにこだわりぬいて、すべてが一杯の中で共鳴し合っているようなラーメン。
All For One, One For All. なラーメンです。急に横文字使ってみました。
で!その2号店がどんなラーメン出してんのか気になる!木になる!
(ちなみに、この日は先週レビューしたおやじに行く予定で歩いてたら、通り道に圓があって、苦渋の決断で両方食ったのです。)
メニューですが、八王子の方は煮干らーめんと昔ながらのらーめんだけだったと思うけど、
こちらは塩もあるし、つけ麺もあるし、茶飯もあるし、わりと幅広く対応した店になってるようです。
まぁ今回は初めてなので「煮干らーめん」を注文です。
コチラ。
うむ!!!
素晴らしい!!
透き通ったスープに自家製麺、メンマが二本にチャーシューが二枚、味玉とネギが乗って完成!
いたってシンプルに、それでいて総合的に完成された見た目です。
これがザ・ラーメンのあるべき形だと言わんばかりのオールスター感がありますね。
では、スープを一口。
うまし。
やはり、うまし。
しかし!
八王子を食べた時ほどの奇跡的なインパクトはないかもしれない。かな。。
丼が前に出されたとたんにプワーッと香ってくる煮干の香り。
煮干を前面に打ち出してくるラーメンが想像できるくらい、煮干の香りが立っている。
しかしスープを飲むと、煮干をしっかりと味わい深く、良い塩梅で抽出していて、エグみも苦みもない。
煮干と動物系をバランスよく配合し、あくまで主役は煮干ではありつつも、主張し過ぎない。
その感覚は本店とかなり似ているし、流石という感じ。
足りない感動は何だろう。。わからない。。ただただ旨いけど、本店とは何かが違う気がしてしまう。
まぁいい。次、麺。
こちらは角断面の低加水麺。メンにはプツプツが見えるので町田店も全粒粉を使用しているのかな。
やはり麺の力は凄いですね。噛むと香ってくる小麦の香りは本店さながらの麺です。
しかし!本店ほどの感動はない。。なぜだ。。
まぁいい。次、具。
食感がよく味付けが控えめなメンマ。
肉質もよく歯ごたえも柔らかさも僕好みで、香ばしさもオーブンで焼く事でプラスしたチャーシュー。
トロトロまではいかず、黄身のネットリ感をちょっと残したくらいで茹でられた味玉。
どれも味付けは必要最低限で、ラーメンの邪魔を一切しない高水準な具。
そして、何よりこの麺、具、それがスープに向かっている。
スープを中心としたエンジンががっちり組まれている。
これがバランスであり、一杯の中に起こる力関係のトライアングルなのです。
総合力は流石だよ、圓。
しかし!本店ほどの感動はない。。
なぜだー!!
なぜなんだー!!
わからない。。
それはきっと僕の中でハードルがグングングングン上がってしまっていたからだと思う。
正直本店の味を今鮮明に覚えているかと言われると、そりゃ人間ですから記憶は薄まっていく。
でも、記憶の中で食べた圓のラーメンは奇跡の一杯として残っているのです。
だから、それを求めてしまう。
しかし、そんなものは幻想かもしれないわけだ。
難しいが、残念な事です。
この店はとてもとても美味しい。本当に素晴らしいラーメン屋だと思う。
しかし何かの幻想にとらわれてしまっていた僕は、なんとなく不完全燃焼でおやじに向かった。
【パーソナリティー 社長】