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Podcast #453/【ゲスト】THIS IS JAPAN

 

 

初登場!THIS IS JAPAN

今回のゲストは初登場となるTHIS IS JAPAN。
(写真右から)Gt/Voの杉森ジャックさん、Baの水元さん、Gt/Voのkoyabinさん、Drのthis isかわむらさんのメンバー全員で参加していただきました。

実は昔に、「新曲もってこい」のコーナーで紹介していたりと、我々との付き合いは結構長いバンドで、ずっと「いつか出て欲しい!」と思っていたバンドのひとつで、今回、去年出したコンピレーションのきっかけで出演していただけました。

 

溢れ出る90年代オルタナティヴロックへの愛情

前回のゲストである、evening cinemaの原田夏樹さんが「溢れ出る90年代J-POP愛」でしたが、今回のTHIS IS JAPAN(以下:ディスジャパ)は同じ90年代のオルタナティヴロックへの想いが大切なことがまず面白いです。

“オルタナティヴ”って一言で言い表すのがとても難しいジャンルですが、J-POPがメインストリームのカルチャーだとしたら、その裏で確実に音楽好きの心を掴んでいたジャンル、思想だったことは間違いないです。

そんなオルタナティヴロックに心を持っていかれた人たちが「何だかんだあってもこれが一番カッコイイんだよ!」ってギターをライブハウスでかき鳴らし、シャウトし、観客は拳を突き上げる。この美しい情景は間違いなく今もある。
ディスジャパの音楽には、そんな純粋な想いがストレートに伝わってくる力があると思います。

 

 

予想外の展開をしていくインタビューのドキュメント性

作っている身としてこんなことを書くのは勇気がいるのですが、今回は傑作回のひとつになったと思っています。もともとTHIS IS JAPANのコンピレーションを出す姿勢について知りたいなと思ってのぞんだインタビューでしたが、そんな枠を超えるような話が顔をのぞかせてきました。

収録しながら「あれ。これはもしや・・・」となっていく感じ。このドキュメント性。
ラジオだからこそ出せる空気感がありました。
(リスナーにも伝わると嬉しいです)

この感覚は最近久しくありませんでした。
(別に最近の回が予定調和だとかではないです)
ラジオをはじめて2、3年の頃を思い出しました。
所謂”エモい”ゾーンに突入していく感じ。
とにかくラジオで体感してほしいです。

 

 

ライブハウスに救いがある(かもしれない)からこそのコンピレーション

今回のラジオでは、2年前にリリースされた音源「DISTORTION」から選曲していますが、
ゲスト出演のきっかけはコンピレーションアルバム「NOT FORMAL 〜NEW ALTERNATIVE〜」
オルタナティヴというジャンルらしい試み、姿勢が詰まっています。

 

3月11日に代官山UNITにて、レコ発が開催されます。(大阪もあります)
杉森さんがいう「ライブハウスの持つ救いに気づいていない人」に届くことをワクワクしながら期待したいし、それが実現し、そんな人たちが集まって拳を突き上げる光景は、さぞかし美しいんだろうなと思います。

 

◾3/11(日)@代官山UNIT

“NOT FORMAL vol.6 オルタナコンピレコ発東京編”

w/ 愛はズボーン / CAR10 / 午前3時と退屈 / The Taupe / w.o.d. / Teenager Kick Ass / BALLOND’OR /羊文学 / 余命百年

 

◼3/21(祝)@心斎橋Pangea
“NOT FORMAL vol.6 オルタナコンピレコ発大阪編”

w/ SEVENTEEN AGAiN / 突然少年 / ナードマグネット / ニトロデイ / ハンブレッダーズ

http://thisisjapan.net/notformal/

 

ラジオを聴いて、何かを感じた人は、是非足をお運びください!

【text by カネコD】

 

 

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