radioDTMリスナーの皆さん、お疲れ様です。
コヤマリョウです。
人生を大きく左右する要因は決断力、即ち勇気だ。
と、今週読んだ漫画に書いてありました。
全く以てその通りだと思う。
少なくとも私が心を動かされ行動の要因になるようなモノは、決まってその裏には勇気がある。
きっと誰もが誰かの勇気に触発されて動き出す事があるはずだ。
なので今回は物凄く極端な形で勇気を示し、私をドキドキさせてくれるモノを紹介したい。
ただし、
今回はかなり激しい内容が予想されます。
特に「流血」とかが苦手な方はココでやめて下さい。
宜しくお願いします。
このコラムでは私コヤマリョウが好きなモノを、文化人気取りでジャンルに拘らず節操無く紹介していきます。
あくまでも個人的な視点で対象に対して思った事・考えた事を書いていこうと思います。
このコラムで興味を持ってもらえたり、飲み会のネタの一つになってもらえれば光栄です。
テーマは「曝せ、SKY(サブカルクソ野郎)」です。
このコラムでも何度も書いていますが、私はプロレスがすきです。
大の大人が未だにヒーローになる事を諦めずに戦い続ける人間ドラマが私にとってのプロレスだ。
自分が格好良いと思う姿をとことん突き詰めて、追い続けるのがプロレスラーだ。
危険を冒してまでも戦い続けるからこそ生まれる美しさがソコにはあると信じている。
しかし、プロレスは奥が深い。
危険を冒し過ぎてしまい、美しさが消えてしまう程の戦いがある。
そこに残るのは呆れる程の馬鹿らしさと格好良さと勇気だ。
今回は私が大好きな、度が過ぎたプロレス団体を紹介します。
(少々強引に魅力を伝えていきたいと思います。)
大日本プロレス
大日本プロレス(通称・大日)は日本屈指のインディープロレス団体、
とにかく過激なプロレスをやる事で有名。
そのウリは何と言っても【デスマッチ】だ。
デスマッチを簡単に説明すると、何でもアリ、
蛍光灯も有刺鉄線も画鋲も電流爆破も全部オーケー。
血まみれになって戦い続ける競技です。
こういう事やって、
こんな攻撃もして、
で、試合後にはこうなる。
はっきり言える。この人達は大馬鹿だ。
プロレスが「やらせ」だとか「ストーリーが決まっている」とか、そんな議論が必要ない程のヤバい事をやっている。
見る人・好きな人はかなり限定される。
そして私は好きな人の部類だ。
歪んだ形で格好良さを求めてしまったデスマッチファイター達にドキドキしてしまう。
彼らが追い求める格好良さの基準は、「どれ位ヤバい事やれるか」だ。
男性ならご理解いただけるだろう、
小中学生の頃の格好良さの基準に「パンチのある奴」というカテゴリーがありませんでしたか?
危険を省みず派手な事をやらかした奴はヒーローとして崇められたはずだ。
そうです、デスマッチファイターたちの追い求める格好良さは、
小中学生の頃のソレと変わらないのです。
大人になるに従って人間には色んな価値基準が加わる。
「頭が良い奴」「足が早い奴」に始まり「オシャレ」「優しい」「金持ち」と色々と増えていく。
しかしデスマッチファイター達は大人になっても新しい価値基準に魅力を感じなかったのだろう。
とにかく「パンチのある奴」が一番格好良いと信じ続けて、戦い続け、生き続けている。
私は彼らが物凄くピュアな人間に思えてならない。
最後に私が贔屓にしているデスマッチファイターを紹介したい。
木高イサミ選手
見ての通り、彼は細身の選手だ。
身体能力もそれ程高くは無く、攻撃力も他の選手に劣ってしまう。
しかし、イサミ選手はデスマッチ界ではヒーローなのだ。
小さい体を何回も傷付けて何回も立ち上がる。
自分よりも大きい選手には負けない、大きな勇気と根性とパンチで、
私達に勇気をくれる。
そして、デスマッチは体で戦うモノではない、
感動は気持ちで与えるモノだと、教えてくれる。
馬鹿は死ぬまで治らないと言うが、
賢いフリして結果を見る事も失敗もしない奴に比べたら、
私は圧倒的に馬鹿のほうが興味がある。
格好良い奴が持っていて、格好悪い奴がもっていないモノ、
それは勇気だ。
【コヤマリョウ】