

今回のゲストは本当に待望の方です。柴田聡子さん。
5月17日(水)にリリースを控えている4枚目のニューアルバム「愛の休日」
彼女の新境地であること間違い無しの一枚の楽曲とともに、
待望のインタビューをお届けです。
6年間、DTMが恋い焦がれていたシンガー 柴田聡子
彼女との出会いは2011年に遡ります。
東日本大震災があった年です。
この時に、ミュージシャンとの繋がりで、ディレクターのカネコが参加することになった
被災地の中学生に送るビデオメッセージ企画でした。
その時は、弾き語りを中心に様々なミュージシャンが
当時、池袋のミュージックオルグに集まっており、
そこでビデオを回し、編集をしていたのがカネコだったわけですが、
その時に圧倒的な存在感を出していたのが柴田聡子さんでした。
まだ荒削りの中に、普通の人には書けないような歌詞、そしてメロディのセンス。
これには驚かされました。
ただ、当時は、この才能に対して「ホンモノなのか?それとも奇跡の一曲なのか?」
そんな疑問符も頭の中をよぎるような状態だったと思います。
確信に変わった伝説のファーストアルバム「しばたさとこ島」
はじめて出会ってから一年後。彼女は浅草天才算数塾からファースト・フル・アルバム「しばたさとこ島」をリリースします。今回のラジオでも触れていますが、これはまさしく“奇跡のアルバム”でした。
彼女の荒削りではあるけど才能の塊である柴田聡子という原石を、
大人が楽しんで磨きだした!という印象で、
その結果、本当に笑えないくらいゾッとするような楽曲たちが詰まった一枚となって世に放たれてしまったのです。
この時にradioDTMへの出演のオファーはしていましたが、文字通り、
いろいろあってゲスト出演は実現しなかったのです。

そして今回、4枚目にして待望の出演となりました。
これまで書いて分かるように、本当に待望の出演です。
聞きたいこと、喋りたいことは幾らでもありますが、
今回は、そんな気持ちをグっと抑えて、ニューアルバムについて
たっぷりお話をうかがいました。
その結果、今の彼女のリアルな部分が浮き上がってきた回になったと思います。
愛に気づきだした “愛・初心者” 柴田聡子による「愛の休日」
今回のアルバムのタイトルは「愛の休日」
ラジオでも触れてますが、これまでの柴田聡子さんには
「愛」というキーワードのイメージは、失礼ながら、あまり持ったことはありませんでした。
それよりも、「才能の暴力」というか、とんでもない性能のマシンが生まれてきたときのような、
男心をくすぐるような部分が魅力だったと勝手ながらに思っております。
しかし、このアルバムを聴いたときに、たしかに“変化”を感じたのです。
今回のラジオインタビューは、そんな「愛」というキーワードが非常に重要になってくると思います。
女の子にとっての「愛」なんて当たり前すぎることかもしれません。
しかしながら、才能の塊だった女性が、4枚目のアルバムをリリースするにあたり、
様々な豪華ミュージシャンの力を借りつつ、アウトプットし出したものが、
「愛」っていうのがエモいポイントだと思います。

きっと彼女はこれから、より多くの「愛」と出会うのでしょう。
そして、彼女の持つ才能によって、その「愛」がどのようにトリミングされ、形になっていくのか。
より楽しみになる一枚となっております。是非、アルバムもラジオと合わせて聴いてみてください。
【text by カネコD】
■ 柴田聡子 information
4枚目のフルアルバム「愛の休日」
5月17日(水)P-vineよりリリース
全13曲入り 定価:¥2593+税