箱根の温泉街からこんばんわ。構成のカネコです。
職場の研修旅行に参加してまして、旅先からの更新になります。
そういえばMCの社長が先日、長年バイトを勤めてきた職場を退職しましてね。
はれてフリーランスの人間となりました。
僕ら制作陣は今年で30歳をむかえまして、いろいろと考えることもあるんですわ。
24歳からはじめたD.I.Y.のラジオメディアを30歳になっても続けているって
よくよく思い返してみると凄いことだよなって自覚したりもします。
彼は今後も喋りとして、音楽を伝える人間として、お金を稼ぎ、生きていこうとしております。
MCの社長をはじめ、radioDTMをこれからも応援よろしくお願いします!!
さてさて、そんなメモリアルな回(?)のゲストは、超ひさびさの登場のバンド・・・
WONDERVER


初めて登場してくれたのは2010年の11月。
5年も前ですよ。
僕と社長は25歳。WODERVERも若かった。
当時のWODERVERは、正統派な良質ポップソングを歌うバンドで、
北海道から上京してきたばかりの初々しさと、
若くて新しい才能との出会いとで、僕らradioDTMクルーはめっさハマったわけです。
VO/GTだった相澤くんとも仲良くなったし、収録後もずっと音楽の話をしていました。
そんなWONDERVERは2013年に活動休止をしてしまいます。
凄く残念だった。
すぐにでもお茶の間のTVから流れてきてもおかしくない音楽をやっていたし、
「これがこれから売れていく音楽だ!」って僕自身も本気で思っていました。
そんな風に惚れ込んでいた音楽が、結果としては通用しなかったわけです。
本人達が一番悔しかったと思いますが、
メディアとして、イチオシしていた我々radioDTMクルーにとっても残念な出来事でした。
そして、今年の2月、WODERVER活動再開の知らせが!!
・・・やったZE!!
音源を聴いたらビックリ!
音楽的なアプローチとしては全く違うものになっておる。
が、しかし!!
相変わらずのメロディーセンス。超ポップ。というか完全にJPOP。
そんな新生WONDERVERのリアルタイムかつタイムレスなポップスをどうぞご堪能ください。
【構成カネコ】
マジよいね!!
新生WONDERVER!!!
やっぱさ、ポップスとして成立させるセンスってのは才能と言ってしまって良い気がする。
相澤くんのポップセンスは、バックボーンにある音楽が何にせよ、それを良い意味で日本人らしくアウトプットできるものなんですね。
そのバランス感覚が本当に絶妙。素晴らしいです。
以前のWONDERVERもそうだった。
ある曲の歌詞に登場するバンドたち(YO LA TENGO, The Flaming Lips, etc…)の名前がバックボーンを感じさせるものであって、
でもそこに媚びるわけでも、焼き増しするわけでもなく、J-POPとして表現していたと僕は思ってる。
たとえばミスチルとかを引き合いに出したくなるくらい、王道ど真ん中ってイメージ。
でもかっこよかった。しっかり時代性もあって。
で、新生。
これまた素晴らしいバランス感覚。
チルウェイヴとか所謂シンセポップ以降の音楽の時流を多分に感じるし、ある意味で日本の時流にも合っている。
それは時代性として人に受け入れられやすくなるし、故意か偶然か間口の広さを獲得するきっかけにもなっているだろう。
ここ数年で、インディーロック/ポップ勢とブラックミュージックの距離感がとても近くなってきて、
形態に関わらず海外でも日本でも、バンドスタイルで両者の音楽性を共存させているバンドは増えている。
個人的には、そこでバンド同志の差別化をどこかでしなくてはいけない気がしていて、どうしても個性を探ってしまう。
そんな中で、WONDERVERの個性は(楽曲のクオリティーなんかは前提として、)日本らしさをしっかりと表現できている事かなと思う。
駆け抜けてほしいね。
今度こそは、と言うのも酷だけど、やっぱりそれくらい期待したい音楽だ。
Passion Pit超えたって言ってたけど、まだ超えてないぜ笑。
越える壁は山ほどあると思う。
バテずに登ってほしい。
【パーソナリティー 社長】
↓今回もradioDTMオリジナル巾着にWONDERVERのサインを入れて1名様にプレゼント!Tシャツも付くよ!
