radioDTMリスナーの皆さん、お疲れ様です。
コヤマリョウです。
配信での社長からの大発表は聞いていただけましたか?
私自身とても嬉しい事だし、頑張ろうと思える事です。
まだ知らない方は是非配信を!
やっぱり四月は変化の時期。
でも「四月から〜する」とか言っちゃう奴はきっとしないでしょう。
気持ちや事柄の変化なんて毎日の小さな決意と覚悟の積み重ね。
そんな当たり前の毎日を描いた作品を紹介。
このコラムでは私コヤマリョウが好きなモノを、文化人気取りでジャンルに拘らず節操無く紹介していきます。
あくまでも個人的な視点で対象に対して思った事・考えた事を書いていこうと思います。
このコラムで興味を持ってもらえたり、飲み会のネタの一つになってもらえれば光栄です。
テーマは「曝せ、SKY(サブカルクソ野郎)」です。
今回はこちらの映画を紹介します。
「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」(監督・御法川修)
いつも通り、ざっくりと概要を書くと、
柴咲コウ・真木よう子・寺島しのぶ、の三人演じる働くアラサー女性の本音と前に向かって進んでいく姿を、現実味と生活感たっぷりに描いた作品です。
恋愛やら仕事やら家族の事やら、色々悩みながらも自分らしい幸せを見付けて生きていく事を所謂「リアル」に表しています。
勝手な思い込みかもしれませんが、女性の「こういう風に生きてみたい」という一例なのかも、
と思います。
さて、ここからが本題です。
この映画の魅力は男性である私が思うに、徹底された「普通」である事です。
女性が生きていくうえで軽視する事ができない当たり前の悩みや胸の内がゴロゴロと出てきて、それでも生きていきます。それを分かり易く共感できるような描写で構成されています。
重要なのは、そんな普通の女性を【柴咲コウ・真木よう子・寺島しのぶ】が演じているという事。
立っているだけで絵になる方々が美しく映画として成立させています。
はっきり言って、この映画は男にとってのホラー映画です。
女性が本心では何を考えているのか?・心の底では何を思っているのか?、
正直なところ男にとって、それは怖くて仕方が無い部分だ。
女性が口にする「結婚したい」「痩せたい」は半分が口癖だと思わないとやっていけない情けない私からすると、
美しい女優が演じる、普通の女性の等身大の悩みや葛藤は脅威だ。
私はこの映画を独身男性に薦めたい。
貴方が今一番好きな女性を想いながら見て欲しい。
美しい女優が演じる「普通の悩み」の前に、我々の主張や取り繕った気持ちが試されます。
どうぞ、肝を冷やしながら楽しんで下さい。
男性の皆さん、ビビる気持ちを共有しませんか?
女性の皆さん、男のつけ込む隙なんて意外とチョロくて楽なモンですよ。
男は好きな女性の前では一人よがりの決意は無力だ。
試される覚悟だ。
女性の叱咤激励、お待ちしております。
【コヤマリョウ】