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Podcast #147/【インタビュー】スカート

週末がやってきたね。

社長です。
今回のradioDTMゲストは、、
スカート!!!

まさに、今話題沸騰中のアーティスト。
そのメロディーセンスとアレンジ力は24歳とは思えないほど緻密で完成度が高い。
昔から現在まで、スカート=澤部渡さんの音楽との付き合い方に迫る!
プロフィール
スカート / 澤部渡
1987年12月生まれ。14歳より自宅録音活動をスタート。
これまでにCD-Rアルバム『LoversChronicles』『スカート』、CDアルバム『エス・オー・エス』をリリース。
サポート・メンバーとして、昆虫キッズでパーカション/サックス、yes,mama ok?でベース、を担当。また漫画家の西村ツチカさんらとのバンド「トーベヤンソン・ニューヨーク」としても活動。
参加作品 昆虫キッズ『My Final Fantasy』(パーカッション他)/『text』(サックス・ウーリッツァー他)、豊田道倫with昆虫キッズ『ABCD』(タンバリン)、川本真琴『フェアリーチューンズ♡』(サックス)、yes, mama ok?『CEO -10th Anniversary Deluxe Edition-』(ライナーノーツ)、caméra-stylo『CUL-DE-SUX』(ギター)、どついたるねん『(   )』(録音・ミックス/お蔵入り)。
音楽との出会い、というのは人それぞれのタイミングで、あらゆる出会い方をする。
しかしながら出会いなんて覚えちゃいない事だって多々ある。
ちなみに僕で言えば、小さい頃(3歳くらい)から長い事クラシックをやっていたこともあって、
当時の苦い思い出しか覚えてない。いわゆる練習が嫌いだとかそういうこと。
音楽をいつ好きになったかと言われれば、悲しいかな最早そんなことは覚えていない。
今回のゲスト、スカートこと澤部さんは音楽を音楽として聴いたのが異常に早い。
3歳の頃に聴いた音楽の記憶も言葉に出来るなんて人は初めて会った。
そんな幼少期から現在まで、彼が聴いてきた音楽というのは、膨大だと思う。
2分弱で終わってしまう曲が多いのに、あっという間に終わってしまうアルバムなのに、
彼の脳みそに入っている音楽の波が耳を通じて押し寄せてくる。
それはメロディーでもアレンジでもサウンドでもなく、というかそれら全てだという。
その全てをその短い時間に詰め込んでいるのが、リスナー視点でも感じられるのがすごい。
要は自己満でのクオリティーではなく、あくまでリスナーとしての音楽として制作されている。
だからこそ、聴いていても分からない部分よりも、聴けば分かる要素で大部分を占めている。
んー、言いかた分かりづらいな。すいません。
すごく安直になってしまうかもしれないけど、音楽を音楽で完結させている所。
その裏にある気持ちや思惑も、すべてその音楽に、どこまでも素直に入れ込めている。
だからスカートを聴くと、妙な清々しさがあり、猜疑心が芽生えない。
かと言って単純明快な音楽、というわけではないのがまた困ってしまうんだけど。
喋っていると、自分の作る音楽への愛情の深さというのがヒシヒシと伝わってきた。
妙に納得してしまう説得力のある愛情だった。
しかしそれはナルシズムとはまた違った愛情のように感じた。
ラジオの後半、澤部さんが自分の中にいる自分についての話をしている。
僕の中ではこれが聴けたことが一番面白かった。是非チェックを。
【パーソナリティー 社長】

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