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Podcast #181/【インタビュー】テングインベーダーズ

季節はすっかり冬!!
どうも、構成のカネコです。
僕は冷え性なのでこの季節は地獄です。
しかもエアコンに激弱い体質という何とも不幸な生まれ。
でも頑張っていきますよ!
来年の春にはradioDTM200回記念イベントが待っているからね!!

ってことで今週のゲストですが、
今年の7月から一緒にシングルをリリースしているこのバンド・・・

テングインベーダーズ

 

彼らが番組にはじめて登場したのが2010年の3月。
そして同じ年の5月に行ったradioDTM配信100回記念イベントで
凄まじいパフォーマンスを披露したのが彼ら。
僕は心の底から叫びました。「何で売れてないんだ!?」
それから一緒に飲んで色々話して企んで・・・
そのなかで「一緒にリリースをしようか」となったのがちょうど1年前くらいでした。

そして7月に1stシングル「人類さいごのひ/STEP」をリリース。
続いて9月に2ndシングル「それぞれの夜/裸足のこどもたち」を。
そして今月21日にシリーズ完結編である3rdシングルがリリースを控えています。

はっきり言って名盤ですよ。
そりゃプロデュースしている立場なので自信を持って言うのですが、
そんなことは関係ないくらい名作なんです。

・・・それでも彼らはまだ売れてない。
それは彼らだけのせいではなく、僕らの力不足を自覚させられる。
結構ショックな日々をお互いに送っております。

でもね、これだけは言える。
「テングインベーダーズの3rdシングルは名作です。嘘だったら僕を殺してください。」

別に冗談で書いてないです。彼らだって命をかけてる。僕らだってかけますよ。
だからシングル買ってくれとは言いません。
とにかく、この回くらいは聴いてください。そして判断してほしい。
あとは社長に任せます。ではでは。

【構成カネコ】

社長ダよ。

やって参りました。配信です。
皆さんお待たせ致しましたね。
今週もradioDTMの時間がやってきましたよ。

ふと思うけど、皆さんはどんな時にradioDTMを聴いてるんでしょうかね?
寝る前とか通勤中とか、仕事中とか授業中とかなのかな。気になる。
授業中にradioDTM聴いてるとか、そんな人いたらマジアツいよね。青春だよね。
頼むぜティーンズ!

そしてそして、迫って参りましたよ!あのときが!
radioDTM配信200回記念イベント出演アーティスト第一弾発表!!!!!!!!
今月末に発表すると宣言しましたが、来週の配信で明らかになります。
マジで!?というラインナップになってますからね。
期待しておくように!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

さ、本題に参りましょうか。
今回のゲスト、テングインベーダーズの話です。

もうおなじみですね。リスナーの皆さんからしたら、何度この名前を聞けば良いんだと思うでしょう。
しかしながら、意外とバンドとして出演するのは1年ぶりなんでござあますわよ。
中村むつおはCMやらエンディングやらに登場して、ハイ強めの声を披露しておりますがね。
そして、何と言っても僕らradioDTMがプロデュース第二弾として関わらせてもらった、
シングルCD3枚連続リリース!ですよね。
このニュースだったり、楽曲だったりで、かなり頻繁にリスナーの方には届いているかもしれません。
今回の配信では、3枚目のリリース直前に、3rdシングルのオンエアーと、
この3枚のリリースで見えてきた、未来、現実、怒り、感謝、なんかを赤裸々に語っています。
まず、とにかく言いたいこと。
それは3rdシングルヤバいよ!!ってことです。
とにかく3枚出す事に意味を見出した僕らは、この3枚目で何かが覚醒する事を信じていた。
そしてまさにテングインベーダーズのポップセンスとオルタナティブな感性が爆発した一枚になった。
たかが2曲、されど2曲。この2曲で飛べるね。飛べちゃうね。うん。
リリースは21日。とにかく、買って聴いて吹っ飛んでくださいね。

で、ですよ。
問題はここからです。
僕らとテングインベーダーズはこのシングルシリーズで何がしたかったんだろうと思うんです。
一つは、挑戦かな。
3枚出す事によって、一つ一つ壁を高くしていくという少々荒療治をした部分もある。
とにかく、音楽的な進歩をハイスピードで行う為の企画でもあった。
1枚目は王道、2枚目は冒険、3枚目で昇華。この流れを作りたかったのもある。
そして、それと同時に現実を見る必要があった。
そもそも、僕らの様なラジオと言う媒体がCDをプロデュースするなど、出過ぎた真似なんです。
これは重々自覚している。
じゃあなぜやるんだと。やらなきゃいいじゃないかと。そう思うかもしれませんね。
その通りですよ。
でもね、テングインベーダーズのCDを出そうと言ってくれる人が他にいたら僕らは確実にやってないですよ。
要は誰もいなかったんですよ。出そうって言ってくれる人が。
これは太平洋不知火楽団のときも一緒です。
活動休止のニュースがヤフーに載るほどのバンドでも、CDを出そうと言ってくれる大人はいなかった。
だからやったんです。

で、今回は更に500枚限定という制限を設けた。これにも理由がある。
それは、何年も音楽やってきて、「売れたい」「俺らヤバイ」って言ってる人たちが500枚も売れないでどうすんの?
と突きつけたかった部分があるんです。
実際にまだ店舗に残ってると思います。決して売れ行きが不調なわけではないけど、まだ残ってる。
これをクリアできないと、先にも進めない様な気がして、あえて500枚という鎖を付けたわけです。
別にバカにしてるわけでもないし、上から物言ってるわけでもない。
僕らも一緒に作ってるんだから、それは僕らにだって突きつけられるんです。
メディアやってる人間が出しているにも関わらず、そんなに力のある広告は打てないし、お金もない。
でもそれくらいできなきゃダメでしょ。って突きつけたかったんです。

要はこれね、とても現実と向き合う為の企画だったんですよ。
お互いの現状、位置、知名度、すべてを理解するためにやったものでもあるんですよ。
一年前、テングインベーダーズと何かする!って発表した前週、ゲストに来てたのはクリープハイプ。
彼らがメジャーデビューする直前ですよね。
で、それから一年。飛ぶ鳥を落とす勢いで成長して、人気を博していっているのを見てる。
そしてそのクリープハイプが来ていた翌週、決意を固めた僕ら。そんな僕らの現状はそこまで大きくなっていない。
でも、それを嘆くんではなくて、ならばどうしたら良いのかを考えるしかないんです。
それを考えるには充分すぎる企画でした。
そして、作品としては最高のものを作ったと思ってる。そう思えないものなら作らないしね。
これをもってして、今後を考えるしかないんですよ。

今回のラジオでは、かなり僕が中心になって喋ってます。
言いたい事があり過ぎて、喋りまくってしまってます。
でも、それに同意してくれるテングインベーダーズの存在がいるからこそ言える事もある。
是非ともその関係性と、決意を聴いてほしいなと思う。

【パーソナリティー 社長】

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