大好きなゲストと、ちょっと真面目なお話をする幸せな時間。
久しぶりに配信後記を書きます。
佐藤ナウです。
ゲストに来てくれたのは小田晃生さん。
久しぶりにお話しできて嬉しかった。
しかもradioDTMをいつも聴いてくれているらしく、これまた嬉しくて驚き!
企画は「子どもと音楽」ってテーマだけど、それをきっかけに「生と死」みたいな話になっていったような。
生きることの横には、何気ない顔をして「死」がちょこんと座っている。
これを改めて思うことで、愛おしいという思いも深まったりする。
このあたりの話を番組内でちょっと真面目に話している。
美味しい料理とか食べてると、食べ進めるにつれて”もうなくなっちゃうな〜”と思うのと似てる。
これ満腹まで用意されてると最後は美味しく感じなかったりする。
限りあるものだから愛おしさをが深まる、ってこともあるよね。
小田さんはそういう歌を歌っている、というわけではなく、
そういう感覚を、歌のなかに言葉と音で散りばめるのがとても上手い人なんだと思った。
直接的な表現をしたり、まるっきり違う言葉や空気感で言ってみたり、振れ幅もあるのに、
どこかで自分に刺さってしまう、重ね合わせてしまう瞬間がある音楽。
それはきっと上に書いたような、普遍的なものへの畏怖が隣り合わせだからじゃなかろうかと。
それでいて人肌に近い温度で、歌声やメロディーがじんわり浸透していく音になっているもんだから、知らず知らずに小田晃生にやられてしまうのです。
改めて大好きな音楽家。
僕やカネコが番組内で、小田さんの曲と自分を重ね合わせたエピソードを話しているけど、きっとそういう人多いんじゃないかな。
まとめると、ホッコリした音楽です(禁句)。
【text by 】
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