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笹口騒音と枕芸者しと ⁠によるデュエット曲「MTR.」のMusic Video公開

笹口騒音とトランスジェンダーシンガーソングライターである枕芸者しと ⁠によるデュエット曲「MTR.」のMusic Videoが公開された。

日本でも世界でもトランスジェンダーの方々を一括りにした差別や偏見がある今、全人類誰ひとりとして同じ人がいないように当たり前にひとりひとり多様なはずのトランスジェンダーの方々へエールを贈れたらという思いを込めた楽曲。

笹口騒音&枕芸者しと – MTR. (Official Music Video)

 

音源データはご購入こちらから↓
https://yanagawa.thebase.in/items/118854071

・笹口騒音コメント

枕芸者しとさんからのラブコールをうけて、トランスジェンダーのキモチを想像しながら作ってみた曲です。

トランスジェンダーの当事者であるしとさんから話を聞いたり、自分で調べたりする中で、一概にトランスジェンダーといっても当たり前にひとりひとり違った多様な個性があるのだと知りました。

しとさんはトランスジェンダーをレペゼン(代表)したい訳ではないと言っていたのですが、ここでのレペゼンの意味はトランスジェンダーであってもなくても誰でもひとりひとりが自分の代表である的なニュアンスです。

日本でも世界でもそんな多様なトランスジェンダーの方々を一括りにした差別や偏見がある今、この曲が少しでもエールになればと思っています。

 

・枕芸者しとコメント

2022年、「笹口騒音歌手活動20周年記念カバー集『NEW MUSIC, NEW LIFE』」というトリビュート・アルバムに参加させていただきました。
「SAYONARA BABY BLUE」などの代表曲は、大森靖子ちゃんの弾き語りカバーなどで以前から知っていましたが、せっかくのトリビュート企画なので、ぜひ笹口さんご本人に選曲していただきたい!という、私のわがままを快く引き受けてくださり、「柳川下り」という楽曲を歌わせていただくことになりました。

笹口さんは、私の姓に「芸者」という文字が入っていることから選曲の着想を得たのでしょうか?笑 しかし、その当時、大切な人との別れを経験して間もない私にとって、どうしても歌詞の中に生きるどこか淋しげな方の姿と自分とを重ね合わせずにはいられず、涙を流しながら何度も繰り返し原曲を聴き込み、レコーディング日を迎えたことを鮮明に覚えています。大好きな一曲です。
そして、その頃から、当て書きにて楽曲を書いていただけないかと、こっそり企んでいました。

そんなトリビュート・アルバムのレコ発ツアー大阪編では、対バン相手として選んでいただき、ご一緒させていただきました。当日、舞台袖での談笑中に笹口さんがおっしゃった「MTRが…」という言葉を、私が「NTR…」と聞き間違えたことをきっかけに、「いつか“NTRではなくMTR”という歌詞で曲を作りましょう!」と約束をして、このたび見事三年越しに実現しました!!!!やったー!!!!

そんな笹口さんや笹口さんの楽曲は、「音楽」そのものの本質や概念であるように感じています。音楽という存在に対してメタ的な視点を持っていて、むしろ音楽そのもの…というか、こんなにも音楽と一体になって、ライフワーク(=人生の一部/全部)として音楽と向き合っているミュージシャンなかなかいないですよね。
そんなまさに“ロックファーザー”からのプレゼントのような楽曲が完成しました!
個人的にも音楽活動8年目のご褒美のような贅沢な一曲です。
絶対にバズらせましょうネ。らぶ。

MultiなTransgenderをRepresent.
枕芸者しと

 

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