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精緻かつインティメットな楽曲と清涼感あふれる歌声が織り成す唯一無二の音世界。カリフォルニア生まれの音楽家、古川麦、2018年発表の傑作2ndアルバム『シースケープ』、待望のLPリリース決定!

まもなく4年ぶりとなる待望のニュー・アルバム『Xìn』をリリースする、ceroのサポートなども務めるシンガー・ソングライター/ギタリスト、古川麦。そのセカンド・アルバム『シースケープ』(2018年)をLPレコードでお届けする。ボサノヴァ、民族音楽、ジャズ、クラシック、ポップスなどのエッセンスが入り混じった他に類を見ないオリジナルな音楽に加え、盟友、髙城晶平(cero)の作詞による「Halo」など、とくに力を入れたという日本語詞もじつに味わい深い。弦楽四重奏をフィーチャーした華やかなバンド編成による楽曲から、優河をゲスト・ヴォーカルに迎えたしっとりとした弾き語りスタイルの楽曲まで、多彩なアレンジも秀逸きわまりない。本人の卓越したギターに加え、田中佑司(bonobos、サンガツ)や千葉広樹(kinetic、サンガツ等)をはじめとする参加ミュージシャンによる硬軟織り交ぜた演奏もすばらしい。2021年3月に惜しくもこの世を去った日本を代表するグラフィック・デザイナー、平野甲賀のタイポグラフィを使用したカヴァー・アートがLPサイズに大きくなり、無二の音楽をさらなるオリジナリティで彩る。

●古川麦さん。その名前をはじめて見たとき、きっとハンサムでかっこいい人なんだろうな、と想像した。けれども、はじめてお目にかかってほんのすこしお話しした古川さんは気さくで控え目で、とはいえやはり名前の通り何かがかっこいい人だった。
●そんな彼の新作アルバムは、予想をはるかに超えてかっこいい音楽ばかりだった。かつて、かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう、と言う人がいたけれど、古川麦さんの音楽はその価値観を突き破ってしまった。
●歌詞もメロディも、ギターも演奏も、何もかも曇りのない音楽なのに、聴いていて心に浮かぶ風景は、これから雨が降りそうな海辺の叙景だ。背筋を伸ばして、明るいグレイの空の向こうを見ている人。ポップ・ミュージックの未来はたぶん、彼と共にある。
小西康陽

https://bakufurukawa.com

《リリース情報》

アーティスト:古川麦
タイトル:シースケープ
Artist: Baku Furukawa
Title: Seascape
レーベル:P-VINE
商品番号:PLP-7882
フォーマット:LP
価格:定価:¥4,378(税抜¥3,980)
発売日:2022年11月16日(水)
完全限定生産

収録曲
SIDE A
1. シースケープ
2. コメット
3. Coming of the Light
4. Summer Song
SIDE B
1. Here Lies the Sun (feat. MEEBEE a.k.a KAZUHIRO ABO)
2. Halo
3. Coo Coo (feat. 優河)
4. Frutas
5. Love現在地

●参加ミュージシャン:千葉広樹(kinetic、サンガツ等)、田中佑司(bonobos、サンガツ)、谷口雄(ex.森は生きている)、加藤雄一郎(NATSUMEN、L.E.D.)、MEEBEE a.k.a KAZUHIRO ABO、優河、関口将史(ja3pod)、牛山玲名、田島華乃、館泉礼一、権頭真由(表現〈Hyogen〉)、角銅真実(cero等)、清水ゆみ、髙城晶平(cero/作詞)、小田朋美(cero等/アレンジ)
●エンジニア:原真人(細野晴臣、カーネーション等)

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