Podcast

配信後記#303/【ゲスト】ビイドロ

お待たせしました。構成カネコです。
先日、お花見に行って参りました。久々に人らしい喜びや風情に触れてよかったです。
春からは色々と外出したいですね。

さて、もうすぐ300回記念イベントが!!!
そんな中、今回のゲストは、まさに100回前、非常にお世話になったこのバンド。

 

ビイドロ

guest_303

 

radioDTMは、200回記念イベントの時に、ふたつのバンドの復活をけしかけました。
ひとつは太平洋不知火楽団。そしてもうひとつは今回のゲスト、ビイドロです。

当時、活動休止をしていたビイドロには、実は、進行中で止まっていた音源がありました。
しかもフルアルバム1枚分。
それを聴かせていただく機会があって、まぁ聴いてぶっ飛んだわけです。
その結果、radioDTMはビイドロと一緒に、そのアルバム「またあしたね」をリリースし、
200回記念イベントでお披露目&一夜限りの復活ライブをやっていただいたんですね。

そのときの映像がコチラ。

 

それから100週が経ち、この度、ニューアルバムをリリースするに至った。
いやー、超めでたいです。

僕らとしてはあくまで「けしかけ」が役割だったので、その後はどんな形で続くのか?
もしくはこれっきりになってしまうのか?
それはradioDTMとしてはどうにもならないんですわ。

 

でもって今回の新譜。これが凄い。
ビイドロはさらに進化しています。
今回はこのニューアルバムから3曲が聴ける!
是非ともラジオで「いま現在」のビイドロを体感してください。

【構成カネコ】

 

青柳さんを初めとして、ビイドロのメンバーと話しているととても心地が良い。
甘えているとか趣味が合うとかそういうんじゃなくて、いや、そういうのもあるかもしれないけど、
なんだろうなぁ、、何か凄く安心して話をしている自分がいる。

実はビイドロの音楽でもその心地よさを感じる事が多い。
これまた何とも言えないんだけど、この展開だったら次こうなって欲しいなぁとかそういう予想と合致する心地よさでもなくて。
どちらかと言うと、予想を裏切ってくる展開や、ある意味で抑制された閉塞感みたいなものに惹かれてる気がする。
閉塞感、、、うーん、違う気もするなぁ。笑
なんか柔らかい布団とか、砂とかに埋まってる時って、すごい窮屈なわけだけどその重みとか挟まってる感とかが心地よかったりもするやん。
そういう、、感じ。
まぁ、良いか。笑
もっと言うとビイドロの音楽は水とか二酸化炭素みたいな原子がくっついて分子になってる物質をイメージする。
水って液体として見えるし触れるし飲めるけど、それを形成する為に必要な原子って見ないし触れないし、気付けないわけですよね。
ビイドロはそういう原子の集まりを音楽にしている様な感じがする。
そりゃ、実際は分解できるし、すべて聞こえる音なんだけど、
青柳さんが歌う歌も、たしかに存在しているんだけど、ビイドロのサウンドが原子となって結合した瞬間に歌として表れる様な感覚があるんです。
これはギターもベースもドラムもそう。
すごく存在意義が濃い。相互作用が複雑に入り組んでいることで、音の存在感と言葉の強弱を存在させている様な感じなんですね。
それが僕にとってはとても心地が良いわけだ。

凄いバンドだ。
っていう普通の感想で終わるという。

 

【パーソナリティー 社長】

radioDTMインフォメーション

ABOUT ME
radiodtm
ミュージック インタビュー メディア radioDTM