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幻の名作『アバ・ハイジ』のリイシューで大きな注目を集めたシンガーソングライター浅井直樹が、なんと33年ぶりとなる新録アルバム『ギタリシア』をリリース決定!

知る人ぞ知るシンガーソングライター浅井直樹が1988年にリリースした、幻のプライベート・ギターポップ/ネオ・サイケデリアの自主制作盤『アバ・ハイジ』。国内外のコレクター/DJにより再発見されたそれは、オブスキュアな存在感に比して奇跡的なクオリティを誇る内容で、2020年度グラミー賞ノミネートでも話題となった『Kankyō Ongaku』など良質なリイシューで世界中のリスナーからの信頼も厚いUSレーベル“Light In The attic”の最新和モノコンピ『Somewhere Between』にも楽曲が収録されるなど、多くのファンからも熱狂的な支持を呼ぶことになった。そんな同作のCD/LP再発を経て、謎めいたアーティスト浅井直樹その人へもにわかに注目があつまる中、なんと完全新録のセカンド・アルバムがここに登場した。シンガーソングライターとして地道なライブ活動を行い、近年はボカロP(!)としてネット上で楽曲を発表するなどしてきたが、オリジナル・アルバムとしては33年ぶりのリリースとなる。

タイトルの『ギタリシア』は浅井の造語で、「ギタリスト病」といった意味が込められている。『アバ・ハイジ』におけるドリーミーかつ蠱惑的なサイケデリック世界はそのままに、よりまろやかさをましたヴォーカル、巧みなソングライティング/演奏/によって表現される、唯一無二の音楽世界。アンダーグラウンド・シーンに綿々と受け継がれてきた豊穣な混沌が、浅井直樹ならではの幻夢的でシュルレアリスティックなリリックとともに、儚いほどの純度を保ったまま2020年代へ立ち現れる。

録音には、新世代宅録作家tamao ninomiya(Vo.)や、1983などで活動する高橋三太(Tp.)、音楽ユニット<ジャミーメロー>のMEMIcream(Vo.)、といった若手ミュージシャンに加え、33年前『アバ・ハイジ』にも参加した盟友の芳賀紀夫(Ba.)等が参加。ディレクションは柴崎祐二、録音/ミックスは三木肇、マスタリングは中村宗一郎が手掛け、奇跡の復活作が完成した。

<アルバム情報>

アーティスト:浅井直樹
タイトル:ギタリシア
レーベル:P-VINE
品番:PCD-25318
定価:¥2,500+税
発売日:2021年3月17日(水)

《収録曲》
1.光の家族
2.ラヴ・ポーション No.7
3.花の香り
4.ざくろパイ
5.夕暮れサーカス団
6.聖メランコリア
7.マジック・バス
8.Flying
9.パスカルの散歩道
10.戦争映画を観る女
11.(Let’s sing a)Singer-Songwriter’s Song
12.青春以後

【浅井直樹】
1968年東京生まれ。多くのロック/ポップスを吸収した少年期を経て、多摩美術大学在学中から本格的な音楽活動を開始、1988年には完全自主制作となるファースト・アルバム『アバ・ハイジ』を200枚限定でリリース、当時の東京アンダーグラウンド・シーンでライブ活動を行う。社会人生活を営む傍らシンガーソングライターとして演奏活動を行い、近年ではボカロPとしてオリジナル楽曲をネット上にアップするなどしていた。2010年代に入ってから海外のコアなブロガーが『アバ・ハイジ』を再発見/紹介し記事中で絶賛すると、にわかに注目度が高まり同作のリイシューが実現。2021年3月17日、33年ぶりとなるセカンド・アルバム『ギタリシア』を発表する。

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