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日本を代表する作曲家/アレンジャー/キーボード奏者である井上鑑が1984年にカセットブックのみで発表した幻想の音世界『カルサヴィーナ』が世界初LP化!

細野晴臣『花に水』、矢口博康『観光地楽団』、ムーンライダーズ『マニア・マニエラ』といった一連の作品とともに冬樹社“カセットブックシリーズ SEED”として1984年に発売された井上鑑『カルサヴィーナ』。

20世紀初頭の伝説的バレエダンサー“ニジンスキー”をテーマに取り上げ、クラシックかつエレクトロニックなスタイルでアンビエント〜ミニマル〜エスノ〜フュージョンとを織り交ぜた時空を超えたサウンドは先日のCDフォーマットでの復刻でも話題となりましたが、今度は世界各地のディガーからの熱烈なオファーにお応えして遂にLP化も決定しました!

当時のレコーディングに関することや今だからこそ語れる思いなど井上鑑本人が自らの視点で振り返り解説、そして演奏するプライヴェート・セッション『カルサヴィーナ TV』も現在動画共有サイトでシリーズ配信中です。 LPの発売までそのサウンドの全貌にご興味がある方はぜひご視聴ください!

『Karsavina TV – PRIVATE SSSION』ティーザー

【第4回配信URL[9/4(金) 19:00配信開始]】

【配信済プレイリスト】
https://www.youtube.com/playlist?list=PLg4Rdk5Xzyuit0lO2KHbRswTg6_oD_fGe

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『カルサヴィーナ』ティーザー

<アルバム情報>

タイトル:カルサヴィーナ / Karsavina
アーティスト:井上鑑 / Akira Inoue
レーベル:P-VINE
品番:PLP-6773
定価:¥3,500+税
発売日:2020年12月2日(水)

《収録曲》
A1.プロローグ
A2.アントルシャ・ディス
A3.ア・キ・エス・パスポート
A4.INNOVATIONS
A5.ワスラフのいちご狩り
B1.第二幕のはじまり
B2.湖のピアノ
B3.オンディーヌ

【Musicians】
井上鑑 (Compose/Arrange/Piano forte/Synthesizer and more)
山木秀夫 (Drums/Percussions)
川村昌子 (筝/十七絃筝)
銅銀久弥 (V. Cello)
カクラバ・ロビ (ベラフォン, Percussion) on M8
高水健司 (E.Bass) on M4,M6,M8
今剛 (Guitar) on M8
浦田恵司 (Synthesizer Manipulate ,Sound Design)

【井上鑑】

1953年9月8日、東京生まれ、作編曲家、作詞家、ピアノ、キーボード奏者。チェリスト・井上頼豊の長男であり桐朋学園大学作曲科にて三善晃氏に師事。桐朋入学前後より故・大森昭男氏との出会いによりCM音楽作曲、スタジオワークを始め、現在に至るまで寺尾聰「ルビーの指環」大滝詠一、福山雅治、他膨大な数のヒット曲、話題作を生み出す。1981年single「Gravitations」、Album「予言者の夢」で東芝EMIよりソロデビュー、以降先鋭的サウンドとメッセージに満ちた言葉を駆使した通算17枚のソロアルバムを発表。初期作品も再発売が相次ぎ、新世代DJたちの熱い支持を得ている。創作活動はジャンルを超え、箏や津軽三味線などの邦楽器やチェロを始めとする弦楽器と真摯に向き合った作品は独特の変拍子感覚と近現代的書法、優美なメロディーとハーモニーを併せ持つものである。2011年、書籍「僕の音、僕の庭」発表、2013年より「連歌・鳥の歌」プロジェクト主宰、現地カザルス財団のサポートを得て2016年カタルーニャ、ウクライナにて公演。同時期よりソロリサイタルを年1回シリーズで開催。Bela Bartok, Peter Gabrielを敬愛し David Rhodes, Tchad Blakeなど英国アーティストとの作品作りを80年代より続けている一方、盟友である今剛、山木秀夫などと商業ベースを超えた音楽作り+ライブを精力的に展開。

-Official Website-
https://www.akira-inoue.com

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