
Super VHSがradioDTMに初登場!
今回のゲストは、Super VHS。MC佐藤ナウとディレクターカネコと高校の同級生である楢原くんが在籍しているバンドです。入岡さんを中心に、電子音を貴重としたレトロかつ隙のない緻密なサウンドがとにかく心地よい。
ちなみに楢原くんは別のバンドやプロジェクトなどでも複数回登場してくれているので、是非そちらも聴いてみてください。
“疲れない音楽”の可能性と”理論的な楽曲作り”の魅力
今回の作品は『ひたすらに心地の良さの追求』というコンセプトがあるようです。そのために編み出した「頭にクラッシュを入れない」という発見のエピソードは必聴。「みんな音楽を聴くことに疲れているはず」という気づき。それを信じてフォーカスを当てた作品作りは非常におもしろかったです。
また、あえて意識的に使うプリセット音の手法など、楽曲を理論的に捉えて作り出すという、一聴すると玄人向けの話をたっぷり登場しますが、最終的に聞こえてくるSuper VHSの楽曲の聴き心地の良さは、誰が聴いてもスっと入ってくるはずです。
是非、Spotifyのプレイリストで楽しみましょう!
Spotifyの有料会員のみの楽しみ方ではありますが、是非一度体験していただけると、今回のインタビューもより楽しめるはずです!お試しください。
- (楢原くん選)Survivor/Mike Francis
- (堀内さん選)Cool It Now/New Edition
- (入岡さん選)夏の光に/やまがたすみこ
※Spotifyの有料会員のみの楽しみ方ではありますが、是非一度体験していただけると、今回のインタビューもより楽しめるはずです!お試しください。
*Spotifyのプレイリスト『radioDTM 2020』を上から順に聴くと、まさにラジオ番組として成立するようになっております。(ご注意|エピソードが更新されると後ろの方へズレていきます)
ゲストボーカルをメインに据えることの出来る緻密さ
今作はメインとなる曲をゲストボーカルをむかえているというのが個性的でもあります。以前、楢原くん監修のコンピレーションにSuper VHSが参加した時も、mei eharaさんがボーカルで参加した「魚の恋」がEPでシングルカットされるなど、魅力的なボーカリストを受け止めることが出来る音楽的な器のデカさを感じさせるバンドだと思います。
今回メインで紹介したアルバム「Theoria」は勿論、その他の楽曲もSpotifyなどのサブスクで聴くこともできますので、是非ラジオと合わせてお楽しみください。
特に「Theoria」はアルバム一枚通してゆったりと聴いてみてください!

【text by カネコD】