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ジャズ・オルガンの巨人、リチャード・グルーヴ・ホームズの幻の名盤『Swedish Lullaby』が日本のみで世界初CD化!紙ジャケット仕様にて本日リリース!

「当時、リチャードはこのアルバムが自分の全レコーディング中でもっとも好きだと私に言ったんだ。彼が亡くなった後、彼の奥さんも私に同じことを言ってくれたよ」――ソーレン・シグヴァードソン(SISON MUSICオーナー/本作のプロデューサー)

ジミー・スミス、ジミー・マクグリフなどと並ぶジャズ・オルガンの巨人リチャード・グルーヴ・ホームズ(ホルムズ)がスウェーデンのレーベル〈SISON MUSIC〉に遺した84年の知られざる名作『Swedish Lullaby』。レーベルオーナーにして本作のプロデューサーであるソーレン・シグヴァードソン曰く、本人が生前もっとも気に入っていたアルバムだという本作は、しかしながらスウェーデンで数百枚とリチャード自身が少量販売したのみで広く世界には流通しなかったという、まさに“幻”の逸品です。そんな本作が、リリースから35年の時を経て遂に世界初CD化! 本日12月19日、日本のみでリリースされました!

軽快に疾走する冒頭の「Just one of those things」(コール・ポーター)、続くしなやかなソウル・ジャズ・ナンバー「Groove’s Groove」(遊びまくる終盤のソロは必聴!)、そして80年代録音らしくクインシー・ジョーンズの大ヒット作『愛のコリーダ(The Dude)』からスムース&メロウな「One hundred ways」を披露…と、いきなりのキラー3連打。アナログB面にあたる4曲目以降も、ウェス・モンゴメリーで有名な「Theodora」、スウェーデンの子守歌を慈しむように奏でる表題曲、ファンキーなベニー・ゴルソンの名曲「Killer Joe」まで、各プレイヤーが終始快演を聴かせてくれます。もちろん主役のリチャードは多彩な楽曲の中で持ち前のグルーヴィなオルガンを存分に弾き倒していますが、70年代ジャズ・ファンク期の汗が迸るようなプレイと違い、非常にリラックスしたムードの中で演奏を楽しんでいることがアルバム全編からひしひしと伝わってきて、これが最高に気持ちいい。本人が本作をフェイバリットに挙げたのもきっとそれが理由でしょう。赤ん坊に優しい眼差しを送る素晴らしいジャケットと同様、この名作はぜひハッピーな気分で味わってください!

リリース情報


RICHARD GROOVE HOLMES / Swedish Lullaby
リチャード・グルーヴ・ホームズ『スウェディッシュ・ララバイ』
2018.12.19 on sale!!
(オリジナルリリース:1984年)
PCD-24800
★世界初CD化
★日本限定リリース
★初回生産限定紙ジャケット仕様
★本作のプロデューサー:ソーレン・シグヴァードソンがアルバム制作の舞台裏を綴ったセルフライナーノーツ/対訳収録

トラックリスト:
1. Just one of those things
2. Groove’s Groove
3. One hundred ways
4. Theodora
5. Swedish Lullaby / Sov du lilla videung
6. Killer Joe

パーソネル:
Richard “Groove” Holmes – organ
Willie Akins – tenor sax
Willie Pettis Jr. – guitar
Edward Lee Layman – drums

アルバムダイジェスト音源

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