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【石橋 凌】アナログレコード「粋る」リリース決定

石橋 凌 音楽デビュー40周年の機にアナログ盤限定の新作「粋る」をT-ANNEX / LOFT RECORDSより、11月21日(水)にリリース決定。
T-ANNEX公式通販サイトでは、11月7日(水)より先行販売を開始。
本作は、梅津和時(sax)、林正樹(p)、バカボン鈴木(b)、江藤良人(ds)という国内最高峰のミュージシャンを従え、新境地「jazz」と対峙した作品となっている。

アーティスト:石橋 凌
商品名:「粋る」
発売日:2018/11/21(水)
(11/7(水)よりT-ANNEX公式通販サイトで先行販売開始。)
品番:LTAX-001
価格:¥5,800(税込)
販売元:T-ANNEX / LOFT RECORDS


【プロフィール】
石橋 凌
1956 年7月20日生まれ 福岡県久留米市出身 血液型 AB 伝説的ロックバンドA.R.B.(エーアールビー)の元VOCALとして知られる石橋凌。
A.R.B は1977 年結成され、シングル「野良犬」で1978 年にデビュー。
1990 年に松田優作の意思を継ぐべく、役者としての活動に専念する意思を固め一時活動停止。
1998 年に再び活動を再開するも2006 年ファンへ最後のメッセージ「一生歌っていきます。魂こがして」と残し 石橋凌はA.R.B を脱退、それによりA.R.B は解散。
A.R.B の強い信念を持った音楽は氷室京介 福山雅治 ユニコーン 奥田民生,
EBI ( 復活時BASS として加入)JUN SKY WALKER(S)THE HIGH-LOWS 甲本ヒロト, 真島昌利など数多くの ミュージシャンに影響を与えた。
一方、役者としても、映画やドラマに数多く出演。三池崇史監督や北野武監督作品、ハリウッド作品にも出演 し、多数の賞を受賞する。 現在は、ミュージシャンと役者の二つの顔を持つ表現者として積極的に活動する。
2016年7月に60歳を迎えたことをきっかけにR-60プロジェクトを立ち上げ、ライブツアー、ニューアルバムの 制作な勢力的な活動を進める。
2017年7月19日にオリジナルアルバム「may Burn!」を発売。そして、2018年10月にはデビュー40周年を迎 え、
全国ツアーなどシンガーとして積極的な展開を計画している。

【リリース情報】
2018年11月21日(水)アナログレコード限定リリース
11月7日(水)T-ANNEX通販にて先行販売開始!
石橋 凌 LP「粋る」
A1.Soul To Soul
2.PALL MALLに火をつけて
3.ALL OF ME 4.INFINITELY
B1.What a wonderful world
2.淋しい街から
3.パライソ
4.名もなきDJブルース
Recording and Mixing Engineer:谷澤”Moky”一輝 Assistant Engineer:垣内英実
Mastering Engineer:喜多野清樹(Bang On Recordings) Recording Studio:山中湖スタジオ
Mixising and Mastering Studio:Bang On Studio 代官山 Art Direction&Design:荒成典(a room)
JAN:4545850500394
¥5,800(税込) 販売元:T-ANNEX / LOFT RECORDS
Produced by 石橋 凌
Vocal:石橋 凌
Drums&Chorus:江藤良人 WoodBass&Chorus:バカボン鈴木 Piano&Chorus:林正樹
Saxophone、clarinet、bass clarinet&Chorus:梅津和時
品番:LTAX-001

『表現者』収録の「乾いた花」や『Neo Retro Music』収録の「Rock’n Rose」、『may Burn!』収録の「神風ダイアリー」といった楽曲、 もっと遡ればバンドネオンが奏でる哀愁の旋律が美しい「カクテル・トゥナイト」を例に出すまでもなく、石橋凌の指向する音楽に ジャジーなニュアンスがよく似合うこと、ジャズとの親和性の高さは以前から窺えたが、ここまで本格的にジャズと対峙した作品は これが初めてだ。
2013年4月、梅津和時・主催の『プチ大仕事』で披露された“石橋凌 JAZZY SOUL”を嚆矢とし、そのセッションの発展形として 昨年新たに編成された“石橋凌 with JAZZY SOUL”による名古屋と東京でのライブを経て積まれた経験値が、この『粋る』という 洒落っ気のあるタイトルを冠した極上のジャズ・アルバムとして実を結んだ。
梅津和時(sax)、林正樹(p)、バカボン鈴木(b)、江藤良人(ds)という国内最高峰のミュージシャンを従え、かつて新宿LOFTや 国立代々木競技場第一体育館で僕らが魂を奮わせながら聴いたバンド時代の名曲やジャズのスタンダード・ナンバー、 直近の会心作『may Burn!』収録の楽曲が新たな表情を湛えて蘇る。それも温もりと深みを感じるアナログの音で再生されるのだから 堪らない。
ここでの彼は、水を得た魚のように生き生きと、もとい“粋粋”と、時に力強く、時に優しく、感情の起伏と呼応しながら七色の歌声を 自由自在に操る。 40年前、灰色に褪せた街を出てゆきたいと唄っていた久留米出身の名も無き若者が、これほど円熟した魅力と熟練の歌唱力を兼ね備えた 唄い手になると誰が想像しただろうか。 粋の何たるかを知り尽くした伊達男の歌声は実にソウルフルで、ボーカリストとしてのピークはまだこれからと言わんばかりだ。
本作は石橋凌のデビュー40周年という節目を祝う記念碑的作品として位置づけられるが、それよりも彼が提唱する “ネオ・レトロ・ミュージック”の次の一頁がめくられたこと、歌を通じた魂の交歓や新たなソウルメイトと出会う旅を彼が 今なお果敢に続けていることに大きな意義があるように思う。 輝かしい過去の名声には目もくれず、自身が理想とする音楽を絶えず追い求めているからこそ、こうしてジャズという未開のジャンルにも 臆することなく挑戦できるのではないか。
かつてマイルス・デイヴィスは、ジャズについてこう言及したことがある。
「立派なジャズを演奏するには、実際の生活や経験を通じて初めて身につく、人生に対する理解とか感情といったものが必要なんだ」
だとすれば、石橋凌ほどジャズを唄うのに相応しい人間は他にいないだろう。
彼の中で生きることと唄うことは同義語なのだから。
椎名宗之(Rooftop編集長)

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