

大好きなバンド、おとぎ話の有馬和樹さんが2年ぶりに登場!!
長くradioDTMを聴いてくれているリスナーにはお馴染み。
DTMクルーが単純に超ファンであるバンド、おとぎ話の新作がリリースされました。
ということで、今回もギターボーカルの有馬和樹さんが登場してくれました。
※過去のおとぎ話の出演回も是非お聴きください♪
今一番”居てくれてよかった”バンド!!
DTMクルーは純粋に長年のファンですが、
そんな僕らの気持ちを後押ししてくれる現象が世の中では巻き起こっている(!?)
その理由はインタビュー冒頭で分かるはずなので、
この文章で済まさず、必ずラジオを聴いてご確認ください。
超重要な”何気ない新境地”のアルバム「眺め」が凄い
先日発売されたばかりの9枚目のアルバム「眺め」が凄まじい。
何気ないし、懐かしいし、新しい。
絶妙なバランスとワクワク感の謎を紐解く1時間のインタビューとなりました。
ラジオでもお話させていただきましたが、今回のアルバムを聴いたとき、
みんな、普段何度も友達との会話で出てくる”あのセリフ”が浮かんできました。
「今の気持ち、今の技術のままで、18歳に戻れたら・・・」
そんなことは無理なのは百も承知な上で、ついついポロッとこぼれてしまう。
みなさんも身に覚えがあるかと思います。
しかし「眺め」の凄いところは、一般的には無理な「もしも話」を、
音楽というフィールドで実現してしまっているところだと思います。
ずっと好きだったものを肯定してくる作品の重要性
個人的に、インタビューで印象的だったのが、
「価値観をみんなで共有するのはいいけど、そればかりだと疲れちゃう」
という言葉でした。
価値観の共有とは、行き過ぎると「強要」になってしまいます。
そして気づかずにそうなることって凄く怖いことだと思います。
もっと適切な言葉が「価値観の肯定」
「眺め」を聴いていると、
自分がいままで好きだった映画やドラマ、漫画や音楽。
そういったものを「やっぱりいいよね」と肯定してくれるような気がするのです。
あくまで勝手にするのです。
今回のインタビューで同じような気持ちになる人がいるとDTMとしては嬉しいし、
その結果、おとぎ話のライブに足を運んでくれると、有馬さんも嬉しいはずです。
そんな光景を僕らは”眺め”たいです。
【text by カネコD】