Podcast

Podcast #193/【インタビュー】おとぎ話

配信きたーーーーー!!!!ってことでカネコです。
今週から社長もカネコもSKYも全員揃っての体制に戻りました!
やっぱり3人揃うとやりやすいやね。

ってことで万全な体制で臨む最強のバンドはこちら・・・

おとぎ話

いやーーー、最高やーーーー!
ってことで詳しくは社長の熱が入りまくった放送後記にて!
まずはラジオをお聞きくださいませ。

【構成カネコ】

カネコの編集鬼速。
ということで、実は今週は変則的に日曜日収録日曜日配信というスピード感でした。

ゲストは、上記の通り「おとぎ話」。

とりあえず、まず言いたいことは、このタイミングで有馬さんと風間さんとラジオで話が出来て良かった。
どうしても気になっていたことがあって、というのも、すべて今回リリースされた6枚目のアルバム、
「THE WORLD」に起因するものなんだけれど。
僕がこのアルバムを初めて聴いたのは、もう去年のこと。
先行試聴会を新代田でやっていて、そこにフラッとお邪魔してCDを頂いて、帰り道から聴いてた。
僕にとっておとぎ話がアルバムを出すって言うのは、Arcade Fireがアルバムを出すってのと同じくらい楽しみなこと。
こんなにも、バンドの「今」の状態、作品、が気になるバンドはなかなかいないものです。
それはこれまでリリースされた5枚のアルバムで、毎回のように新しさや進化を感じさせてくれたから、
だから「今」が気になるわけです。
で、頂いた日の帰り道から聴き続けた「THE WORLD」。
とんでもないアルバムを作った!と思いながらチャリで走ってニヤけていた。
ツイッターとかにすぐ書いていいよ!って有馬さんが言ってくれたから、書こうと思ったけど、
これは、リリースされるその日にリスナーと同じ時間感覚で表現すべきだと思って、控えてた。
それでもやっぱり内容がすごくて、というかどんどん深読みしたくなるアルバムで何十回と聴いてはいた。
そして、このタイミングでラジオ出演。
アルバムの感想とかを、CD頂いたにも関わらず言えてない状況で、正直少し不安があったりもした。
でも、これは絶対にラジオで伝えようと思い、とっておいたりもした。だから話したいことがありすぎた。

結果的に、思いの丈を伝えるような形になってしまったのかもしれないけれど、
僕が感じていたことをお二人とも理解してくれて、その上で話をしてくれてたのが嬉しかった。

内容は、
正直ラジオで聞いて欲しいと思うけれど、一応ここにも書いておこうと思う。
おとぎ話っていうバンドは、メロディーも言葉も、とってもタイムレスなものを奏でていて、
それでいてサウンドは海の向こうにいる猛者たちにも通じる同時代性を持っているバンド。
この部分は、今回も変わらない。
でも、僕の中で一つだけ今までと明らかに違うことがあった。
それは、言葉。
有馬さんが歌う言葉。今回のアルバムでは、何時の時代にも響く言葉だけでなくて、
「今」を歌う言葉が星のように鏤められていた。
これがとても大きくて衝撃的な要素だった。
「今」、世界がどんな状況で、音楽がどんな状況で、おとぎ話が、有馬さんがどんな状況か、
それを言葉にして音楽で表現している姿があったと思う。
それは、ミュージシャンだけじゃなくて、毎日生きている僕らみんなが思っていること。
どうしても良いイメージができなかったり、ネガティブになってしまうくらい、大きなことがここ数年日本で起こってる。
それを、「世界=一人一人の心」として、悲哀も、現実も、希望を持って歌い上げた作品なのだ。
そんな中に入っているGALAXYは、おとぎ話の予見性と革新性を裏付ける大きな役割がある曲だ。
そして、アルバムを通して放たれる、一人一人の心、その限りない大きな宇宙が、「THE WORLD」という言葉に集約される。
僕の中で、このアルバムは完全にコンセプトアルバムなのだ。

まだ聴いていない人は、是非ともこのアルバムを買って、一枚通して聴いて欲しい。
おとぎ話が「今」何を伝えようとしているのか、何度も聴いて深読みして欲しい。
必ず見えてくる。

最後に、
エンディングトーク直前で僕が有馬さんの日本語の使い方の妙を話した。
有馬さんは山田耕筰を引き合いに出して、その言葉のチョイスやメロディーの作り方を話してくれた。
これ、とてもすごいことです。
しかも、これをその場で感じられるメディアはおそらくラジオだけだと思う。
なので、このラジオを最後まで一度聞いた人は、もう一度聴いて、その言葉の妙を体感して欲しい。
これに気づけたのも、人に伝えることもできるのはラジオ。ラジオやってて良かったと思う。

とにかく、聞いて。
で、震えてください。
このバンド、本当にものすごいです。

というわけで、有馬さん、風間さん、ありがとうございます!!!!!!!

今後とも、どうか宜しくお願いしまっっっっす!!!!!!!!

【パーソナリティー 社長】

radioDTMインフォメーション

ABOUT ME
radiodtm
ミュージック インタビュー メディア radioDTM