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Podcast #138/【インタビュー】冬の踊り子

どーもマイメン。
社長インダハウス。

やって参りました配信日。
今週はBeirutのライブに行って頭がイパーイな僕です。
その影響がオープニングトークにも出てしまっています笑。
ほんとうに良いライブだったんだぁ。。翻弄されまくってるよ僕は。
日本の音楽も海外の音楽も境界線なく聴いて欲しいのはもちろんだけど、
今、見ておくべきバンドってのもすごく大事だと思う。
例えばTHE STONE ROSEがフジに来てくれるとのことで凄く嬉しいけれども、
きっと89年とかに見れた人からすれば、今のタイミンで見ても、、、って思うんだろうな。
だから僕らは今まさに音楽表現のど真ん中にいる人を見るべきだって思うのね。
ま、100%ローゼズ見に行くけど。

そんな感じのオープニングトークでしたが、
本編のゲストはこちらでっす!!!

冬の踊り子!!!with タカユキカトー!

まさに冬の間に呼ぶべきバンドですね、冬の踊り子。

プロフィール
2003年6月創立の室内楽的ポップ・グループ。
すべての楽曲を手がける、中心人物の古賀鈴鳴(詩人/美術家/ロック歌手)以外は、
ライブやレコーディングのたびごとに、メンバー、編成を替えながら活動。
その流動的な活動に伴う遊び心と即興性が、
「冬」というキーワードを軸に展開する心地よいポップミュージックに寄り添う。
音楽性はもちろんのこと、唯一無二な「空気感」を持つ、比類なきバンド。

さぁ、どんな話から始めようか。
このバンドは幾つもの特殊な要素が絡み合っていると僕は思う。
まず、大事なのは古賀さんを中心としながらも、その活動メンバーは流動的に替わっていること。
この関係性がまず面白いと思う。
ソロユニットと、そのサポートメンバーというわけでもなく、メンバーチェンジを頻繁に行なっているバンド、
という表現もなんだかしっくりこない。
あくまで古賀さんが中心になっているんだけども、その他のメンバーの流動的な変化さえも冬の踊り子の活動のような。
そう言うのが正しいかもしれない。変化ごと冬の踊り子として必要な要素と。
その古賀さんを中心として形成される、フンワリとした「集合体」が冬の踊り子であり、
そのフンワリとした境界線もまた、冬の踊り子ならではの緩さであるわけです。
今回はその境界線の内側にいるタカユキカトーさんにもメンバーとしてのお話が聞けています。
その中にいる人間はこの活動形態をどう感じているのかは凄く大事なこと。

そして、音楽性はその緩さの中にも、確かなクオリティーが保たれている。
最新作である「水 e.p.」に入っている3曲は、オルタナティブロックとしての要素は勿論、
さらに凄くミニマルでループ感があることで、踊れる音楽として成立している。
何気に、と言ったら申し訳ないけど、緻密だ。よく練られていて音楽的だ。
2008年の作品も今回は聞かせていただいたのだけれども、これまた違う様相を持っている。
例えばSigur Rosのような幽玄的なサウンド、スロウコア/サッドコアにも似た悲哀、
シューゲイザー的アプローチもしていて、現在とはひと味とも二味も違うのだ。
これは、古賀さんの趣味が変わったとかいう部分よりも、一緒にやっている人間の変化もある。
これがまた異色だなぁと思う。
一緒にやっている人間ができることを察することで、「この人と一緒ならばこれをやろう」という考えに移る。
もちろん古賀さんとしてのオリジナリティーと、「冬」感は統一されているけれども、
それを持って幅広く変化を遂げていくことは容易ではないと思う。
そういった要素が複雑に絡み合いながら、浮いているようなバンドだなぁと感じた。

そして!
大事なのはこの古賀さんも、もちろんタカユキくんも生粋のミュージックラヴァーであるということ。
となればあのコーナーやるしかないでしょ!!

「社長のお前のiPodちょっと見せろ」改め「お前のCDラックちょっと見せろ」!

ということで、なんと今回は特別古賀さんがお気に入りのCDを持ってきてくれました!
10枚以上持ってきてくれたので、このCDを紹介しながら音楽性に迫ってまいります!
そしてそして、今回の水e.pにおいてタカユキくんはミックスに関わっているので、
そのサウンド面についてもここで語っていただいております。
ほんとうに楽しい!!ただの音楽好き同士の話だ笑!
是非ともみなさんも混じってるような気持ちで聞いて欲しいですね。

ちなみに番組後半にはタカユキカトーのソロ音源が発売されたばかりということもあって、
ニューアルバム「気持ちは何色」から一曲流しております!
盛り沢山だし、この曲もやばいぜー!

古賀鈴鳴HP

【メンバー募集のお知らせ】

冬の踊り子は、一緒に活動してくれる方を随時募集しております!
今回のラジオを聴いて、一緒にやってみたいと思った方がいたら、
是非ともライブ見に行って、一緒にやりたい!という気持ちを伝えてみたらいかがでしょうか!
よろしく!

といわけで、古賀さん、タカユキくん、ありがとうございましたー!
本当に楽しい時間でした!またライブハウスでお会いしましょう!

【パーソナリティー 社長】

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