2009年6月からスタートした音楽Podcast番組 radioDTMですが、
今回の放送で、400回をむかえることができました。
思い返せば沢山の出会いがあって続けることが出来たな〜と
しみじみ感じております。本当に感謝感謝です。
そこで、400回のゲストとなると、これまでの出会いの結晶をカタチにするわけで、結構悩みました。
本来なら音楽のゲストをむかえるべきかもしれませんが、
有り難いことに、昨年、ある出会いがございまして、
その方が出演を快諾してくれたので、改めて感謝感謝ですね。
はい、タイトル＆写真で分かる通り、今野浩喜さんがゲスト。
元キングオブコメディ。お笑い芸人。俳優。タレント。
現在はたくさんの顔をもっていらっしゃる方です。
昨年の秋から、TBSラジオで「ガリンペイロ」というオーディション番組を作らせていただいており、
その番組のメインMCが今野浩喜さんでございます。
この「ガリンペイロ」という番組は、代々木アニメーション学院とSHOWROOMのダブルスポンサーの番組でして、大雑把にいうと、代アニの生徒がSHOWROOMを使って行うオーディションで勝ち上がってきて、その生徒たちを番組内で、様々な企業・企画のオーディションに挑戦している様を追う、ドキュメント番組になってます。
せっかくなので、ここからは僕カネコの個人的な話を書かせていただきます。
この話が僕カネコに来た時、正直な話、やりたい番組内容ではないと思いました。
何故なら、その時期は、（radioDTMでも過去にやりましたが）新番組の企画を真剣に考えて、４つの企画をTBSラジオにも提出しており、それが結果的に全てボツった状況でした。
それでも「このひとに番組を面白くしてほしい」ということでいただいた話であることは事実ですし、本当に有り難いことなので、ディレクターとしてお受けさせていただいたわけでございます。
そして、やる以上は面白くしたいのがラジオ屋としての性分なんですね。
「オーディションドキュメント番組」っていう、降って湧いたような、考えもしなかった番組ではありましたが、僕の中では「民放版のradioDTM」のつもりで作り出しました。
（聴く人が聴けば、同じ脳みそで作ってるのが分かっていただけると思います。是非！）
そこでメインMCとして候補に出させていただいたのが今野浩喜さんです。
もともと僕がキングオブコメディのコントが好きだったこともありますが、
今野さんなら、絶妙な立場から、いろいろなコメントが引き出せると思いました。
そして、結果的に、予想以上の化学反応が巻き起こっているのが、現在の「ガリンペイロ」という番組だと自負しております。
だからこそ、今回のradioDTMの記念ナンバリングの回に、今野浩喜さんに出演していただけることは、僕らradioDTMチームにとっては本当に大きなことなのであります。
有り難い話、ガリンペイロをはじめて、今野さんはめちゃくちゃ僕らと仲良くしてくれています。前から好きだった人と仕事が出来て、人間関係も構築できるというのは、この業界の特権であり、いろいろな苦労が報われる瞬間でもあるので、マジで嬉しいし楽しい番組です。
それもこれも、radioDTMと同じ手法、同じ楽しさのベクトルでもって作った番組を、好いている人が楽しんでもらえている実感が、言葉にできないくらい嬉しいのです。
大げさなことを敢えて書かせていただくと、
radioDTMをいままで応援してくれたリスナー、そしてこれまで出会ったアーティスト・バンドマン、その関係者の皆様に言いたいです。
「radioDTMの面白さはお茶の間レベルと肩を並べているぞ」と。
ずっと去勢をはってじゃないと言えなかった言葉を、いまは胸を張って言える。
そんな400回。今野さん、本当にありがとうございます。
僕らも「きれいごと」をこれからも続けて結果を出してみせますよ。
皆様、ぜひとも引き続き応援よろしくお願いします。
そして、ガリンペイロも聴いてみてくださいませ。
【text by カネコD】
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