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配信後記#288/【ゲスト】アナログフィッシュ

はいどうも〜。radioDTMカネコです。
最近配信がズレ込んでしまっていましたが、今回の配信で通常通りに戻りましたです。
もうすぐ2014年も終わってしまいますね。ってことでradioDTMも2014年のラストスパート!
ゲストにもいつも以上に気合が入っております。そんなゲストは・・・

 

アナログフィッシュ

guest_288(Vocal/Guitar 下岡 晃さん)

やばいっす!アナログフィッシュが初登場!!
実は下岡さんは2011年に配信したSorrys!の回(#117)でスペシャルアドバイザーとして
登場していただいております。

もちろんその時はメインはSorrys!だったし、僕らに力もなかったので、
アナログフィッシュの楽曲が流せるはずもなく。。。
というかずっと流せないものだと思っておりました。

というのも、アナログフィッシュがメジャーデビューしたのが2004年。
私カネコやスタッフのSKYなんかはバリバリ聴いていたバンドでした。
そんなアナログフィッシュとradioDTMでお話を聴ける日が来るなんて思ってもなかったです。

・・・がしかし。今回のゲストは紛れも無くアナログフィッシュ。
そして今のアナログフィッシュは本当に凄い。
バンド15周年記念ライブを終えたばかり。
あたり前のことだけど、進化しています。それも凄い境地で。

そんな今現在のアナログフィッシュについて、あくまで「radioDTMらしく」切り込ませていただきました!

【構成カネコ】

 

社長っす。

いやぁ〜!!!!嬉しいね!!!

下岡さんとradioDTMでお話できる日が来るとは!!

アナログフィッシュというバンドについて、僕はそんなに詳しいわけではないし、長いこと聴いていたわけでもない。
それでも、何なら今作しか聴いた事が無いとしても、このバンドの魅力は一回のラジオでは語り尽くせないくらいある。

3人編成という部分へのこだわり。
これはアナログフィッシュと話をする上でとても大事な事だと思うんだけど、
今作「最近のぼくら」におけるタイトルソング「最近のぼくら」。
これが顕著。というレベルを超えた顕著さ。
3人で出す音を、さらに削ぎ落す、削ぎ落す、研ぎすます、研ぎすます。その境地だとぼくは思った。
それでいてあくまで自然に。スカスカなわけではない。空白を埋めるわけでもなく。とにかく自然体。
グルーヴ感とかも、キメッキメのグルーヴを推してるわけではないと僕は思っていて、何だろうなぁ、、時間の流れに背かないグルーヴというか。
今作に関しては全体的に言える事かもしれませんね。時間の流れに背かない、って感覚。

この音楽を完成させていく上で、リズム隊の二人に求める事はかなり大きかったんだろうなぁと想像できる。
下岡さんの言葉。これをいかに伝えていくかという組み立ては、意外とソングライティング以外の部分に重要性があるのかなと。
リズムやベースラインというのはメロディーやバンドアンサンブルを支える役割の様なイメージが強いけど、
この作品を聴いていると、「リズム隊」という言葉さえもナンセンスに感じるくらい、個々のプレイが際立っていて、それが絶妙に重なっている。
この個の集合体としての3人、という印象がアナログフィッシュを強烈に僕を惹きつけている。

また下岡さんが歌う言葉の一つ一つ、これが核心にあるわけだけど、これもまた面白くて、
タイトルでもある「最近のぼくら」という言葉に全てが詰まっている気がする。
最近のぼくら、というのはとても簡単で誰しもが分かる誰にでも当てはまる日常にありふれた言葉ではあると思う。
でも、いざ目の前に出された時に、この「最近のぼくら」という言葉が持つ意味の大きさを漠然と感じてしまう。
なんだろうなぁ、日常で使っている言葉でも、出される場所や形によって色が変わっていく。
言葉自体に深い意味があるわけではなくて、別に受け取り方にも深い意味を持たなきゃいけないわけではなくて、
その言葉が普段自分が使っているものとは違う色を持っているんじゃないか、って気付くのが面白いのかなと。
なんか、それが下岡さんの言葉の魅力だと僕は思ってる。

いやぁ、、ラジオでもまだまだ聴きたい事あったけど、書いても書いてもキリがなさそうだ。。
とにかく良い時間だった。と思う。
色んなインタビューがインターネットにもあるけれど、そういうものと一緒に楽しんでもらえれば更に面白いんではないかと思う。
あくまでフランクな感覚を忘れずにradioDTMはやらせてもらったので、他のインタビューも読んでもらえたらと。

ということで、下岡さん本当にありがとうございました!!

また色んな形でご一緒できる事を楽しみにしております!

 

【パーソナリティー 社長】

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