とても素晴らしかった。
小田晃生。
バンド編成でのライブを見るのは本当に久しぶりで、それだけで期待しかなかったけど、
なんだろう、、、期待してた自分がバカバカしいくらい素晴らしいライブだった。
若干、周りに小さなトラブルが起きていたのもあるけれど(ラジオ参照)、
まず環境が良かった。
町田の駅からバスに乗り、バス停につくと周りには何もないくらいの所。
そこからテクテク歩き、脇道に入ったりすると寺が見えてくる。
夜に着いたせいか、そこで何が行われているのか、ちょっと謎めいた感じにも見えてくる。
わくわくやね。
で、着くと間もなく小田さんの演奏が始まる。

演奏の内容はすっ飛ばして、、、
いいっすかね。
小田さんの歌は、童謡の様でもあり、牧歌的でもあり、土臭いフォークソングの様でもある。
バンドメンバーとの関係は、家族の様でもあり、職人の集まりの様でもあり、友達のようにも見える。
きっとこの距離感が良いんだと思う。
音楽を難しく考えずに聴ける絶妙な距離感。
あらゆるエッセンスが入っているし、決して分かりやすいだけの音楽ではないんだけど、
歌詞やメロディー、演奏に対してのガードが緩むというか、すんなり心に入れる準備がいつの間にかできてしまう。
そんな音楽なんだよなぁ。
これが寺という場所で体験するとまた際立つ。
何となくだけど、心が解放されいてる様な気がして、何もかもに先入観を持たずに体感出来る感覚。
僕は小田さんの様な音楽を奏でる人は多くいないと思う。
それは音楽性とは少し違う、人間性と音楽の距離感やバランスの妙であり、唯一無二の温かさがある。
皆さん、是非とも聴いて見てみてください。
僕は小田さんの音楽はずっと残るべき音楽だと思ってます。
【パーソナリティー 社長】