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青葉市子のニューアルバム『アダンの風』のリリースを記念して、 代官山蔦屋書店にてトークイベントと作品の世界へ誘う「Ichiko Aoba exhibition ” Windswept Adan “」の開催が決定。作品の核となる世界観をビジュアルとして伝えた、今作のアートディレクションを担う写真家・小林光大による作品なども展示。

12/2(水)に発売される青葉市子7枚目のアルバム『アダンの風』のリリースを記念し、12/15(火)に代官山蔦屋書店にて今作の共同制作者である作曲家・梅林太郎と、エンジニア・葛西敏彦、写真家・小林光大、そして青葉市子によるトークイベントを開催いたします。

“その島には、言葉がありませんでした”
という一文から綴られる、今年1月に青葉が沖縄の島々に滞在し着想・執筆した物語に基づき、すべての創作がスタートいたしました。この1年を通してそれぞれの存在が呼応し、アダンの風の楽曲たちが煌めき、蠢きながらうまれた日々のこと、クリーチャーたちのこと。楽曲制作の核となる4名による、生まれて間もない『アダンの風』についてお話しいたします。

あわせて「Ichiko Aoba exhibition ” Windswept Adan
“」と題して12/4(金)より、”架空の映画のためのサウンドトラック”
が、ひとつのテーマとなる今作の制作中に、青葉市子本人が描いたプロットの中から、文章やスケッチ、ボイスメモ、実際にアルバムの中でも演奏された貝殻などを公開いたします。また、作品の核となる世界観をビジュアルとして伝えた、今作のアートディレクションを担う写真家・小林光大による作品も展示いたします。そして、「アダンの風」のオリジナル音源とあわせて、未発表のフィールドレコーディングで構成されたオリジナルMixが、会期前半(12/4~12/27)会場BGMとして終日流れます。

代官山蔦屋書店でCDをご購入の方には、特典としてサイン入りポストカードをランダムで1枚プレゼント(全2種)。また、会場先行発売として、今作のデザインを手掛けたデザイナー・町口景による「アダンの風」オリジナルポスター(全7種)も販売いたします。青葉市子、今年デビュー10周年を盛り上げる特別な展示となります。ぜひご期待ください。

【青葉市子より】

「アダンの風」は、架空の南の島のお話、その映画のサウンドトラックであると共に、2020年を確かに生き抜いてきた、わたしたちの心の真ん中に存在する、子どもの頃から変わらない煌めきの結晶にアクセスするための島でもあります。現代に限らず、何百年も何千年も先に、何かしら生きているかもしれない生命に向けて制作いたしました。
梅林さん、葛西さん、小林さんなくして、「アダンの風」を生み出すことはできませんでした。それぞれの持ち場で舵を取り、同じ船で航海したわたしたちの制作の日々のこと、拙いかもしれませんが、お話できたらと思っています。そして何より、こうしてまた4人で集まれる機会を作ってくださった代官山蔦屋書店さまに心から感謝いたします。

【トークイベント「アダンの風への航海」】

 

■代官山 蔦屋書店

開催日:2020年12月15日(火)
時間:20:00スタート 21:30終了予定
場所:代官山 蔦屋書店3号館2階 音楽フロア 代官山Session:
出演者:青葉市子、梅林太郎、葛西敏彦、小林光大

詳細はこちら
https://store.tsite.jp/daikanyama/event/music/17288-2224161120.html

【プロフィール】

青葉市子 / Ichiko Aoba
音楽家。1990年1月28日生まれ。2010年にファーストアルバム『剃刀乙女』を発表以降、これまでに6枚のソロアルバムをリリース。うたとクラシックギターをたずさえ、日本各地、世界各国で音楽を奏でる。弾き語りの傍ら、ナレーションやCM、舞台音楽の制作、芸術祭での作品発表など、さまざまなフィールドで創作を行う。活動10周年を迎えた2020年、自主レーベル「hermine」(エルミン)を設立。体温の宿った幻想世界を描き続けている。12月2日
(水)、最新作『アダンの風』を発表する。
http://www.ichikoaoba.com
https://hermine.jp/

梅林太郎 / Taro Umebayashi
作曲家。2012年よりmilkとしてソロ活動を始める。Rallye Labelより 1stアルバム「greeting for the
sleeping seeds」をリリース。現在2ndアルバムを制作しつつ、楽曲提供、映画音楽、アニメ音楽、CM音楽と幅広いジャンルにおいて国内外、数多くのアーティストと作品を発表している。
http://piano.tt/umebayashi

葛西敏彦 / Toshihiko Kasai
サウンドエンジニア。スタジオ録音からライブPAをはじめ、舞台作品、サウンドインスタレーション、サウンドプロデュースなど、様々な場での音の在り方を問い、本来は交わらない手法をフィードバックさせつつ新しい取り組みを探ることを主軸に置いている。
主に蓮沼執太、大友良英、青葉市子などを手がける他、近年はMiyu Hosoi
“Lenna”で22.2chのマルチチャンネル作品として第23回メディア芸術祭新人賞を受賞。

小林光大 / Kodai Kobayashi
写真家。新潟県出身。今作『アダンの風』のアートワークと収録曲 “Porcelain” MVを担当。

<アルバム情報>


青葉市子 – アダンの風
発売日:2020/12/2 (水)
形態:CD
販売価格:¥3,000 +税
品番:DDCZ-2268
レーベル:piano / hermine

01. Prologue
02. Pilgrimage
03. Porcelain
04. 帆衣
05. Easter Lily
06. Parfum d’étoiles
07. 霧鳴島
08. Sagu Palmʼs Song
09. chinuhaji
10. 血の風
11. Hagupit
12. Dawn in the Adan
13. ohayashi
14. アダンの島の誕生祭

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