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配信後記#261/【ゲスト】Y.I.M

いや〜、暑いっすね日本。構成カネコです。
これが「いや〜、熱いっすねNIPPON」って書くと、急にサッカーの話題になるから日本語って不思議です。
が、しかし、カネコが言っているのは気温のことです。
我がスタジオは木造の一軒家なんですが、冬は寒くて夏は暑い。
しかもこの時期の湿度ったら、気を抜くと死を感じるほどであります。
おかげで体調崩しまくりです。

まぁ仕事も山場を越えたので、
来週あたりは色々と生活を立てなおして新しいことに挑戦してみたりしようかなぁ〜なんて考えてます。

さあさあ、サッカーは残念でしたが、DTMはめちゃくちゃおもろいっすよ。
今回のゲストは期待のヒップポップユニット!!

 

Y.I.M

guest_261

 

 

「原材料 たこ焼きと一緒」最高っす。
彼女たちの音源をはじめて聴いた時はぶっとびました。
めちゃくちゃ良いトラックやんけ。
そして何て言ってもこのリリック力。

いや、正確にいうならリリック力があるかないかはわからないけど魅力的。

この言わば「ゼロのおもしろさ」がストレートに出る感じ。

あ、急に書いてもわからないですよね。
よく社長とも話すんですが、笑いや面白さには「ゼロ」と「プロ」があると思うんです。
「プロ」っていうのは、TVやラジオで触れるプロフェッショナルな面白さ。
対して「ゼロ」というのは、居酒屋とかで気の知れた仲間と話す面白さや笑い。

基本的にどんな「プロ」でも「ゼロの笑い」には勝てません。
何故なら空間を共有しているし、構えてもいないし、関係値もあるからです。
ただ、居酒屋で面白い話をする奴が、いきなりTVやラジオで同じ話をしても
全然おもしろくないし、一割も伝わらないのが現実だと思います。

まったく関係値のない普通の人(しかも不特定多数)にきちんと面白さを伝えるためには、
やはり「プロ」としてのパッケージング力ってのが大切になってくるからです。

が、しかし。今回のゲストのY.I.Mのラップには、まるで居酒屋で仲間と盛り上がるような
「ゼロの笑い」が濃縮されています。

これって奇跡的です。

しかも彼女たちは、この難しい【「ゼロ」を不特定多数にむける】ということを
軽やかにこなしているのです。

ラジオを通して分かったことは、彼女たちの無自覚さ。
(もちろん最高の褒め言葉のつもりで書いております)
ラップしてみる”遊び”の延長線上に今があり、それを多くの才能でパッケージングする。
この「ゼロ」と「プロ」の感覚を目の当たりにしてください。きっと驚くよ。

そして、何より、男子というのは、こういう女子に一番惹かれるもんです。
あ、それが魅力の理由だわ。

 

【構成カネコ】

 

社長インダハウス。

いや〜、最高っすね!Y.I.M!
超ユルい!

ほぼ全てのリリックに「だからなんだ!」って言いたくなる感じがめちゃ最高。

「まだヒップホップと出会ってない」と言っていた彼女たちは、きっと自然にそう言ってるから、
とても良い意味で嘘のない歌詞が書けるし、いいテンション感でパフォーマンス出来る。

僕はね、青春を感じたよ。
授業の合間の廊下、放課後のダラダラとした時間とか、あの時間は何も考えてなかった。
昨日見たテレビとか、食ったものとか、そういうものをグダグダと話している時間。
相手を笑かそうとか、盛り上げようとか、そういうのも全部グダグダと無意識にしている。

Y.I.Mのテンション感は、その時間の延長線上にある様な瑞々しさがある。
だから心地よい。
ブッ飛ぶよりずっと中毒性のある、日常があるね。

 

【パーソナリティー 社長】


 

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